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女子バスケ界でブランドとも言える「八一」ウインターカップ2023に出場した女子60校で八王子一中出身は何人?

結論から述べると、全部で13選手だった。なお、以下の選手名鑑をもとに調べており、実際のエントリーとは異なる場合があるのでご了承を。


そもそも八王子市立第一中学校って?

バスケファンなら知っている方も多いだろうが、八王子市立の中学校で女子バスケの強豪校だ。桐山先生という有名な先生がいて、越境入学で選手が集まるほどである。

全国から24校しか参加できない狭き門の「全中」で2度(2007年と2018年)も優勝していることがその証左と言えるだろう。

全国中学校バスケットボール大会のあゆみ【過去の成績】
https://baske.zenchuu.jp/cms/wp-content/themes/zenchuu.jp-ver1.01-20210727/file/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E6%88%90%E7%B8%BE.pdf

2007年の新潟全中で初優勝、2018年の山口全中で2度目の優勝を果たしている。

Wリーグ選手で同校のOGは以下の2選手だ(2023年12月現在)。今後、同校OGが増える可能性は十分にあると見ている。

シャンソンVマジック #5 塩谷心海選手(アーリーエントリー)
羽田ヴィッキーズ #2 森美麗選手

Wリーグ公式サイト

日本航空高等学校北海道(北海道2位)

1年生軍団として話題を呼んだ同校の一員である#14 大場優里亜選手(163cm 1年生 八王子市立第一中)だ。

1回戦の県立下妻第一戦のBOXスコアを確認すると、DNPとなっており残念ながらウインターカップのコートには立てなかったようだ。

東京成徳大学高等学校(東京1位)

Wリーグ選手を多く輩出する東京の強豪校の一人、#11 惠良みちる選手(166cm 2年生 八王子第一中)。

彼女も1回戦の岡豊戦でDNPであった。まだ2年生なので来年に期待したい。

明星学園高等学校(東京2位)

こちらも東京の強豪校で、#1 滝浦愛佳選手(156cm 3年生 八王子第一中)と、#95 武井遙菜選手(185cm 3年生 八王子第一中)の2選手が八一OGである。

明星学園は2回戦で千葉経大に負けたのだが、2選手とも2試合に出場した。

・1回戦 秋田中央戦
滝浦愛佳 15得点 2as 29:31min
武井遙菜 8得点4reb 12:39min

・2回戦 千葉経大戦
滝浦愛佳 15得点 2as 4st 30:04min
武井遙菜 0得点1reb 03:47min

日本航空高等学校(山梨代表)

男子がインターハイ優勝で注目を集める日本航空だが、女子もなかなか良いチームなんですよ。準優勝した岐阜女子に59-52の7点差ですからね。59。59点台に抑えているのがすごいなと。

その中で、#32 宮下世凪選手(155cm 2年生 八王子市立第一中)がいる。

・1回戦 DNP
・2回戦 3得点 00:38min
・3回戦 DNP

開志国際高等学校(新潟代表)

SUBメンバーで大会には参加できなかったが、福山紗也佳選手(170cm 2年生 八王子市立第一中)がいる。

最上級生になる来年が楽しみだ。

東海大学付属諏訪高等学校(長野代表)

東海大諏訪のキャプテンでチームの中心選手#4 細川実鈴選手(163cm 3年生 八王子市立第一中)だ。

東海大諏訪は3回戦で大阪薫英に敗れた。

・1回戦 奈良文化戦 8得点スリー1本 7reb 40:00min
・2回戦 鹿児島戦 22得点スリー3本 3as 38:16min
・3回戦 大阪薫英戦 10得点スリー2本 2st 22:16min

桜花学園高等学校(愛知1位)

高校バスケ界で長らく女王として君臨し続けていた桜花学園。ここ2年は京都精華にチャンピオンの座を開け渡しているが、それでも全国屈指の強豪校であることには変わりない。

その中で、#16 三國ソフィアエブス選手(170cm 2年生 八王子市立第一中)が八一OGだ。

・2回戦 鳥取城北戦 12得点スリー2本 2as 7:33min
・3回戦 京都両洋戦 6得点 5reb 2as 3st 10:00min
・準々決勝 岐阜女子戦 DNP

来年以降、活躍が期待されるスタッツを残している。

聖カタリナ学園高等学校(愛媛1位)

四国大会チャンピオンにして女子バスケ強豪校の1つである聖カタリナに#14 佐藤志菜乃選手(167cm 2年生 八王子市立第一中)がいる。

初戦で鵠沼に敗れたのだが、大方の予想を裏切る結果だった。いや、鵠沼がよく頑張ったということだ。

・1回戦 鵠沼戦 1得点 4reb 1st 1bs 16:45min

3年生となる来年、リベンジに期待したい。

慶誠高等学校(熊本代表)

最後が、近年頭角を表してきている慶誠。その中心選手が八一OGたちだ。ポイントガードの#12 岸希選手(161cm 2年生 八王子市立第一中)、期待のルーキー#15 澤田樹奈選手(164cm 1年生 八王子市立第一中)と#18 陽本麻生選手(171cm 1年生 八王子市立第一中)だ。

岸はもちろん、1年生の澤田、陽本も試合に出場し、チームに貢献している。大会は初戦で日本航空に惜敗したが、期待の大きい留学生のジョバローが怪我による不在で残念な結果になった。

・1回戦 日本航空戦
岸希 11得点 7reb 3as 4st 38:45min
澤田樹奈 13得点スリー3本 25:14min
陽本麻生 6得点 11reb 4st 29:13min

以上13選手が八一OGたちだ。高校バスケの最高峰ウインターカップで見事な活躍を残している。

今後、あなたが「いい選手だな」と感じることがあったら、出身中学を調べてみてほしい。もしかすると八王子市立第一中学かもしれない。

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