IoT前夜、というかその10年前の思い出

昨日のイベントを振り返る回で、実際に僕が作って展示したのがこのソフトです。

数メートル先のMacを操るのが面倒だから、という理由でものは作られていくわけです。横着に勝る動機なし。一発ものなので先にはつながっていませんがw

とはいえ、ここで考えたこと、これはその後の僕の就職先、Marvell Semiconductor時代のKinomaでの経験につながります。2012年に僕はそのチームに入るために渡米するんですが、そこでの仕事はまさにJavaScriptを使ったIoT、デバイスとデバイスを繋ぐお仕事をします。興味がキャリアにつながったわけです。手を動かさなければつながらなかった。手を動かす機会を作らなければアメリカに来ることもなかったわけです。何事も、手を動かすことは大事です。

そんなホームオートメーション、時代は流れてHomeKitもなんとか使えるようになってきました。最初のころは仕様だけはしっかりしているのになかなか対応している機器も少なく、操作の起点となるアプリも出来は最低限ぎりぎりクリアというレベル。この感じ、AppleScriptに似てる!と不安になったこともありますが、Appleとしては地道に頑張り続けていて対応製品も広がってきました。次のMatter対応がすめば一気に活用範囲も広がるでしょう。ここにきて、最初のHomeKitの仕様の完璧な対応っぷりが生きてきた感じです。このままHomeKitがメインストリームになっていってくれれば非常に嬉しいですね。はい。

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