認めることから始めよう。#26

自分の性格は明るい性格だ。
昔はそう思い込んでた。

しかし、どうにもそういうわけではないらしいと薄々気づき始めたのは社会人になる少し前の学生の時だった。

自分の性格は明るい。陽の性格とでも呼ぼうか。人前に出るときに表れる性格。
人からよく言われる。明るいね、ポジティブだね、ふわふわしてるね。

自分って明るい性格なんだな。よし、明るい性格として生きよう。
いつからかそう思うようになった。
それ自体は間違いではない。
でも、その性格だけで自分自身が構成されているわけでもないのだ。

昔の自分は、この性格しかないと思い込んでいて自分で自分を苦しめていた。

社会人に入ってから自己分析をするようになった。
社会人になる数年前、何をしてもうまくいかない時期があり、孤独になったのがきっかけだ。
そして、ネガティブな自分を受け入れられず、言葉のナイフで自分自身を刺し続けた。

なんでこんなにも辛いんだろう。よくわかんない。当時はそう思っていた。
同時に自分はどういうことに喜びを感じ、何に強い悲しみを覚えるのか。
そういうことを認知することが自分を守ることにつながると強く思った。

それからというもの、自己分析の本を読んだり、占いとかを取り入れている。

しかし、自己分析を始めて少し経ったときに気づいた。自己分析をしたからといってすぐに自分のことを知れるわけではないと。

行動が伴ってこそ、自己分析は活きるのだと。

行動して、内省して、言語化して。その繰り返しの中で自分への理解が少しずつ、深まっていくもの。

ポジティブで明るくて人となりがいい自分。

超絶ネガティブでまぁまぁのメンヘラな自分

深い人とのつながりを求めている自分。

たくさんの人と関わって、共に喜んだり、ときには苦労して気づけた自分。
そんな自分をまずは認めることから始めようと思う。

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