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依存先を増やそう
おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!
SHIGEKIです。
「自立とは依存先を増やすことである」と医師で東京大学先端科学技術研究センター准教授でもある熊谷晋一郎さんのお言葉です。
依存と自立というのは対義的に使われがちですが、依存の分散が自立です。
熊谷さんは脳性まひで車いすでの生活をしていらっしゃいます。東北大震災のときに、エレベーターが止まって逃げられなかったそうです。歩ける方なら、階段なりはしごなり他の手段があるのですが、車いすの人はエレベーターに依存している状態なわけです。
「何かに頼っている」というのを忘れるくらい、様々なものに依存している状態を自立と呼ぶのでしょう。
これは、自信のつけ方でも同じことがいえると思います。
よく自信をつけるためにおススメされる筋トレ。
筋トレをすると、自信の行動が目に見えやすい結果として出てくるため、細やかな目標達成を繰り返し、それが自信につながります。生物的に強く見えるというのもあるでしょう。
しかし、筋トレのみで自信を構成している人=筋トレに依存している人は、筋トレをバカにされたりすると怒ります。
以前、小島瑠璃子さんが「筋トレではなく、格闘技で使える筋肉をつけたほうがいい」という旨の発言をして炎上しました。
「使える筋肉ってのがよくわからない。小島瑠璃子さん本人の筋トレへの理解が浅い」というのは確かにあるんですが、異様な炎上でした。
だって鍛えていない人からすればそんなもんじゃないですか筋トレなんて。理解されないですよ。
自分の核になる部分をバカにされて怒るという状態はあまりよくないです。その物事に依存しているからです。
まあ、トレーニング以外すべてを犠牲にしているフィジーカーやボディビルダー、パワーリフターがイラっとするのは分からなくはないんですが、不寛容だとは思います。
自信の柱が筋トレしかない人は、過剰にアンチ筋トレ発言に反応します。
これは他のものでも同様です。女をたくさん抱いているから自信があるとか、可愛い彼女がいるから自信があるとか、お金がたくさんあるから自信があるとか。
そういう自信をつけるなとはいわないですが、それのみを柱にしていたら、そこで負けたりバカにされたときに反応します。
ですから依存先を増やしましょう
リスクの分散理論ですね。
筋トレもして勉強もして彼女も作って、お金も稼げばいいんです。
自信を外付けすることはあんまりおすすめできないんですが、どうせやるなら複数に分散させましょう。
これは人間関係でも同じことが言えます。1つのコミュニティしかもたないと、そこで何かあったときにマジで詰みます。学校・職場・サークル・家族・恋人。ペルソナが変わる先をいくつも用意することで、そこに執着せずに次に行けます。
一番いいのは、自分の中に根拠のない自信を持てる状態です。
ダニングクルーガー効果といって、能力が低い人ほど自身を過大評価し、能力の高い人ほど自身を過小評価するというものがあります。
つまり、頑張れば頑張るほど自己肯定感の喪失、自信低下につながる可能性が高いです。
わたしの周りも、うまい人ほど何故か自信がないことが多いです。
ですから、上を見るほど外付けの自信はなくしやすいんですね。
根拠がない自信をもつには、「ネガティブな解釈をしない」ことです。
悪い解釈をいい方に変えるのではなく、事実とかフラットな状態に戻す。
「まあいいか」といって、ネガティブをゼロにすることで、プラスになっていきます。実践してみてください。
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