ベーシスト/作編曲家 林勇太郎

世界一周ストリートライブしたベーシスト、作編曲家です。現在は有名アイドルグループへの楽…

ベーシスト/作編曲家 林勇太郎

世界一周ストリートライブしたベーシスト、作編曲家です。現在は有名アイドルグループへの楽曲提供やベーシストとしてサポート・レコーディングを仕事にしています。

最近の記事

  • 固定された記事

プロの作曲家が実際に使っているおすすめソフトシンセ

はじめに僕は作曲家歴10年弱ではありますが作曲、アレンジも含めてメジャーアーティストに提供させていただいております。 楽曲提供したアーティストや音源はOfficial Websiteにまとめています↓ 林勇太郎Official Website 僕がどのように作曲・編曲を学んだかといえば、色んな凄い作曲家の方々と飲む機会があった時にたくさん質問して聞いてみたり、実際に自宅スタジオ等に行って宅飲みしながらセッションデータを見せてもらったり一緒に曲作ったり… 教科書も無けれ

有料
500
    • 作曲リレー「TSUNAGARI 」完成

      ※歌詞、クレジット情報は記事の下部にあります コロナ禍での外出自粛期間、深夜3時頃、作曲家の友人から突如怪しげなURLが送られてきました。 これを開いてしまったが最後、ベッドに横たわってた僕の姿がYouTube配信で晒されたのですから最初はビックリでしたが、こんな新手の詐欺風に作曲家やミュージシャンがどんどん巻き込まれて、気付けば壮大な楽曲とプロジェクトになりました。 有志で集まった作曲家、ミュージシャンがリレー形式で作曲・編曲をしレコーディングしました。 各セクション

      • 学年ビリだった自分がマラソン大会で3位になった話

        ※この記事は無料で最後までお読み頂けます 今は見る影も無いですが、僕は子供の頃、根っからのスポーツ少年でした。 学校の駅伝選手に選ばれて市の大会でメダルを取ったこともあるし、クラブチームでサッカーをやっていて県大会でハーフウェイラインからのロングシュートを決めたこともありました。バク転もできました。 何で全然モテ無かったのかわかりません。 けど実は小学5年生までは学校のマラソン大会でビリ同然の運動音痴だったんです。自転車に乗れるようになるのも遅かったし、小2までは縄跳

        有料
        100
        • 「好きなもの」の見つけ方

          あなたは「好きなもの」ありますか? 生涯続けたいような趣味や仕事を見つけることは難しいと思います。週末のために働いて、肝心の週末は寝たきりみたいな方も大勢いますよね。 熱中出来る、夢中になれるものがあると、人生はとても豊かになります。僕で言えば音楽がそれにあたりますが、幸運なことに好きを本気で続けていたら仕事になりました。 音楽は楽しいし、人を感動させて評価してもらえて、お金も稼げる最高なもので、来世も音楽家になりたいと思っているくらいです。 ではどうしたらそんなに好

        • 固定された記事

        プロの作曲家が実際に使っているおすすめソフトシンセ

          ベースが10倍楽しくなるコード理論

          ベーシストと切っても切り離せないもの…音楽の三大要素「リズム」「メロディ」「ハーモニー」がありますが「リズム」の次に「ハーモニー」の知識が重要だと考えています。 「ハーモニー」は2つ以上の違う音が重なったものでドとミみたいな関係で、よく聞く「コード」というのは「3つ以上の音で構成されるハーモニーに名前つけたやつ」という認識で良いと思います。 ポップスの演奏ではこの「コード」が重要であり、それはベーシストにもめちゃくちゃ重要なのですが、意外とコードが苦手なベーシストさんが多

          ベースが10倍楽しくなるコード理論

          音楽の聴き方

          僕の関係者、フォロワーの方々は音楽業界の方と音楽好きの方が殆どだと思います。 みんな、それぞれに音楽を楽しんでいますが、その聴き方や楽しみ方は様々です。今回はそんな音楽の聴き方について書いてみようと思います。 音楽にはざっくり、二つの聴き方があると思います。 「何となく良いなあ」[歌詞が泣けるなあ」「テンション上がるなあ」「顔がイケメンだなあ」というような主観的・感覚的・感情的な聴き方 「このコード進行秀逸」「テクニックすごい」「グルーヴが良い」「音作りが良い」と言っ

          コロナ禍の今やるべきこと

          3月からコロナウイルスの影響で前代未聞の国家レベルでの外出禁止となり、仕事を失ったり、失ってないけど暇してたりする方も多いかと思います。 僕はこのせいで全ての演奏仕事を暫く失ったので前者に当たるでしょう。抱えてるものは自宅兼スタジオの家賃くらいなので、店舗経営者さんよりは全然痛手は少ないですが。 僕はこの機会を、ピンチとも思いましたし、チャンスとも思いました。仕事が無くて大変ではありましたが、国が「持続化給付金」などの保証はしてくれましたし、100万円の保証を考えれば、3

          コロナ禍の今やるべきこと

          持続化給付金入りました!申請〜振込まで

          入りました! 6/10申請で、6/17に書類不備で一度差し戻し、再申請。6/25に振り込まれました。 僕は確定申告を郵送で行っていたので、控えに「収受印」がありませんでした。(返信用封筒と切手を同封するとハンコ付きの控えが返ってくるそうです) e-taxで申請するにはマイナンバーカード等の電子証明書が必要なので、それを取得していない自分は税務署に行くか郵送というのが選択肢だったので、ずっと郵送でした。 持続化給付金のwebsiteには「収受印の無い人は納税証明書を添付

          持続化給付金入りました!申請〜振込まで

          「変わってるね」と言われる

          僕はよく「変わってるね」と言われます。 変わってない人にも言われますが変わってる人にも言われます(苦笑) 割と昔から言われるのですがどうしてなのか、未だによく分かりません。 自覚している「変わってる」かもしれない要素を挙げると 「普通の人と一緒は嫌だ」「物事を客観的・多角的・反対に考える」(=そういう意味では捻くれ者かも?)「行動に理由づけしたい」「物忘れは多い」「いつでもユーモアを加えたい」 あたりでしょうか。このあたりは自覚しています。でもこれって多くの人が考え

          「変わってるね」と言われる

          ミュージシャンが教える 緊張しない、4つのコツ

          はじめに僕は職業柄、少なくとも数十人、多い時は数千人の前で演奏することやテレビの収録、生放送などに出演することがあります。 普通はこんな大勢の前で演奏なんて、めちゃくちゃ緊張しますよね? 僕も確かに本番直前の舞台袖は少し緊張するのですが、ひとたび音を出してしまえば緊張がなくなります。 人前に立つことに緊張してしまう方も多いと思うので、今回は緊張しないコツについて書いてみようと思います。 1.準備をしっかりするこれは大前提になります。準備不足で緊張しない人は責任感が相当

          ミュージシャンが教える 緊張しない、4つのコツ

          音楽で飯を食う

          音楽一本で食べれるようになったのは25,6歳の頃だったと思います。 それまではバーや居酒屋、焼肉にカラオケ、ティッシュ配り、iPhone修理…色んなバイトをやりましたねぇ。 音楽以外の仕事は絶対にしたくなかった僕にとってバイトは苦痛でしかなく、生活のために本当に仕方なくやっていました。雇う側からしたらとっても迷惑ですよね、それは申し訳ないと思っています。 実家から都内は通えるのですが、音楽家として自立したかった僕は、世界一周帰国後早々に実家を出たので、迫り来る家賃の支払

          実録、ベーシストあるある

          ミュージシャンはその担当楽器ごとに性格が分かれている傾向があると言われていますし、実際あると思います。 今回はミュージシャンの僕が実際に感じた「ベーシストあるある」をご紹介します! ・ベーシストは作曲家やプロデューサーになりがち これは自分にも言えることですが、ベーシストは楽曲やバンド全体に関わる別の仕事に目覚めやすいです。 これは持論ですが、ベーシストはとても幅広く音楽を理解している必要があるし、アレンジやアンサンブルをよく考えてベーンと一音を鳴らす、とても渋いパー

          実録、ベーシストあるある

          世界一周ストリートライブした話②

          ①を読んでない方は先にお読みください↓ 世界一周ストリートライブした話 はじめに2010年1月〜2011年1月の間、当時20歳の僕はストリートライブで旅の資金を稼ぎながら旅をする「世界一周ストリートライブの旅」なる大冒険をしました。 行った国は15ヶ国 マレーシア(クアラルンプール、ペナン島) タイ(プーケット島、バンコク、チェンマイ) ラオス(ビエンチャン、デット島) カンボジア(シェムリアプ) インド(ニューデリー、バラナシ、リシケシ、ハリドワール) トルコ(イス

          世界一周ストリートライブした話②

          世界一周ストリートライブした話①

          貧乏学生ミュージシャン、世界一周を思い立つ今でこそ生粋の引きこもりである僕ですが、10年前に世界一周の旅をしました。 最初は有志で集まった4人で、どのように世界一周をするか数ヶ月は話し合いました。世界を見たい、人生を変えたい、音楽を修行したい、みんな目的はバラバラでしたが、共通したのは ・楽器ができる ・お金は無い これだけでした。 なら思いつく手段は一つしかない、ということで ストリートライブをしながら投げ銭で資金を稼ぎながら世界一周をする という無茶な企画を

          世界一周ストリートライブした話①

          音楽を始めたきっかけ②

          吹奏楽部の中庭コンサート、smoke on the waterのギターリフに心を打たれて吹奏楽部に入部しました。 まず、吹奏楽部に「ギターパート」はありませんでした。入部した翌日から弾かされた楽器はなんとコントラバスだったのです。 ギターを餌にコントラバスパートに入れられてしました。吹奏楽部は基本的にクラシック系の音楽を演奏する部活です。 年間を通じて活動目標は大きく2つありました。 コンクール入賞と定期演奏会 でした。この二つは勿論クラシックの曲をやるので、ずーっ

          音楽を始めたきっかけ②

          音楽を始めたきっかけ①

          就活をして 「はい、あなたは今日からミュージシャンです」 という感じでプロミュージシャンになった人はまずいないでしょう。 好きな音楽を突き詰めて、真剣に続けてきた結果、気付いたらプロになっていたという人が多いと思います。 音大や専門学校に行かないといけないというのもありません。現に僕は全て独学ですし、周りのミュージシャンの多くも独学の方は多いです。 僕が音楽を始めたのは高校1年生の頃。 それまでは幼稚園〜中学まで10年間サッカーをやっていました。中学では部活では無

          音楽を始めたきっかけ①