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退職面談で言われた言葉たちとそれに対する自分なりの答え

 今、現在進行形で退職交渉中だ。転職や退職の経緯や結果は落ち着いたら別で書くことにする。
 退職交渉が思ったより大変なので自分の言葉を一回吐き出したい。
 退職に関する面談は、数回に分けて上司→支店長→部長×2と引き留められた。面談の場ではこちらのことを考えて引き留めてくれるんだなと感じることもあったが、家に帰って冷静になると、また面談を重ねると彼らは私のことを考えてくれてるようで自分たちのことしか考えてないと思ったし、最終的にはそう感じてしまう自分はもう退職以外の選択肢はないと逆に決断することができた。
 ちなみに引き留めで言われた言葉は以下。皆さんはどう感じますか?

「続けていればこの会社でもやりたいことが見つかるかもしれない」

⇨確証なし。もしこの先やりたいこと見つからなかったら責任取ってくれるんですか?

「やりたい仕事ができるように上に掛け合うこともできる」

⇨希望の仕事につけるかは確証なし。もっと言うと希望の仕事はこの会社にない。

「給料減るのはやっぱりきついよ。この先子供ができた時を考えると特に。家族のことちゃんと考えてるの?」

⇨この言葉は正直強かった。ただ、こちらは転職後の給料で生活できる試算はしている。また、自分も含めて面談した誰も高水準の給与・福利厚生しか体験したことないから言われても説得力ない(面談相手は全員転職経験なし)。
 逆に、自分としてもその水準しか体験したことないから、本当にやってみないと分からないところはある。ただそれでも挑戦してみたいのだ。本当に本当にありがたいことに妻も応援してくれている。面談相手は家族含めた心配をちらつかせるが、相手が思っているほど家族ともどもヤワな覚悟ではない。

「お金の心配がないからこそ好きなことに打ち込める。お金の心配があるとそれに追われてしまうようになる。」

⇨それでも今の仕事より希望があると思うからこの選択をした。

「(自分と)この先も一緒に仕事したい」

⇨これ最初は嬉しいと感じたが、冷静になって考えると相手(会社)の都合でしか物を言っていないと感じた。だって本当に自分を応援してくれているなら、自分がやりたいことを応援してくれるはずだ。少なくとも自分だったらそうする。妻もそうしてくれた。会社の人が減ったら色々めんどくさいと言う事情を踏まえた本音が少しでも包含されている時点で、この言葉を私個人の人間として受け取る意味はないと感じる。

「会社にいながらお試しでやりたいことをやってみたら?(副業禁止だけど容認するよ)」

⇨これは正直少し揺らいだ。安全な場所にいながらお試しでやりたいこともできる。論理的にはこれが最適なのかもしれない。
 ただ、いくら考えても自分はどうしても「よし、これで行こう」とはならなかった。なぜ自分がそう感じるのかと言うことを、何度も自分との対話を通して考えて出た結論は、シンプルに「今の仕事に興味が出ない」と言うことだった。
 自分は今までの人生、小さなことから「やりたい」と思ったことは他人がどう思おうがやってきたことを思い出す。どうして会社に入ったら好き嫌い、興味あるないに関係なくずっとその会社にいて仕事を続けるのが当然だと考えてしまっていたんだろう。
 これに対しても対話してみた。おそらく、自分の親が仕事観みたいなものを全く話さない人で自分にも仕事観が全くなかったからだと思う。だから自分の仕事観=今の会社の仕事観に100%なっていたのだと思う。それが転勤により仕事環境が変わり、別の仕事観が植え付けられ、今回の転職活動に至ったのだと考える。
 だから、「興味がないことは続けられない。興味があることだけに打ち込みたい。」それが自分の答えになると思う。 
 今の仕事に興味がないことは最後まで会社には言わないつもりだけど、これを言わないと会社も納得はしないような気もする。最後の切り札に取っておこう。

以上です。
みなさんはどう感じましたか?

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