映画「189」を見て
※映画「189」のネタバレ含む可能性があります。
こんにちは、サバです🐟
本格的に寒くなってきましたね、、、、
寒くてなかなか布団から出れない朝がやってきてみなさんはどんな朝をお過ごしでしょうか。
#布団の勝率割と高い
11月ももう終わり、あっという間の12月。
1年が終わるそんな月を迎えております。
#1年早いなあ
どんな1年をみなさんは過ごしましたか??
今年は、大きくまた前進した1年だなと思ってます。
今年は講演の依頼が増えかつ虐待予防教育を行うにあたってデザインナーとも出会い、記事を提供してもらえることが決定し、なんなら、作っていただける企業も見つかりました。
毎日諦めずにコツコツと行うことが大きな前進につながるってことですね。
1日だけをとってみるとなかなか進んでないんじゃないかなと思いますが、それを毎日こなすことで大きな1歩へとつながると確信した1年でもあります。
今年は、新しく毎日noteを書くことを始めましたが、来年は何を新しく始めようかとここ最近考えております。
#影分身の術でも覚えようかしら
今は、虐待予防教育の授業計画作成や団体を立ち上げる費用のクラウドファンディングのホームページ作成等日々前進し未来の子どもたちにできることを試行錯誤中です。
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早速本題です。
「映画『189』を見て」
本日、奈良県の広陵町の子ども虐待防止研修会に呼んでいただいたので参加したのですが、その内容が『189』の映画を見る。
この映画どんな仕事をしているかで視点が変わって面白い映画だなと思うのですが、見た方は、どう感じたでしょうか??
私は児童養護施設で働いているのですが、児童相談所で働く職員の方にフォーカスを当てながら見ました。
虐待問題が起き、子どもが亡くなってしまうケースがあります。
そこで責められるのが児童相談所。
児童相談所は、子ども一人ひとりに対して精一杯やりたいという気持ちを持っています。
その気持ちや姿勢がヒシヒシと伝わってくる映画なのですが、児童相談所の人がいないが故に対応の質が落ちてしまう。
全ての子どもに全力をこなしていると、その人の体力が保ちません。
ひとりで40人ほど抱える日本の児童福祉士は、本当に倒れかけ寸前。
それでも、対応の批判は児童相談所へ。
児童相談所の対応がどうこうの話ではありません。
子どもに携わる大人の数が日本は本当に足りていない。
そこにフォーカスを当てるべきです。
国もそれを理解した上で対応措置を取っていますが、児童相談所の職員の離職率は、まあ高い。
若いからと言って、対応がどうなのかと非難する方もいますが、まずは子どもに携わる大人の数を増やさないとこの連鎖は終わりません。
イギリスや北欧では子どもに携わる大人の数が本当に多く、一人ひとりにじっくりと関わることができます。
本来こうして日本の児童福祉司になりたいと思った方も働きたいはず。
これは、国から対策を取らないとどうしようもありません。
そう思ったのが映画を見た感想です。
どうか児童相談所を責めないで、どうやったら解決できるか、そこにコメントや声を頂けたらよりいい日本になるのではないかなと思います。
それでは、また明日✌️
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