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Well Art Okayama(岡山大学医学部他)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

参加者のペースに合わせ、鑑賞時間を長めに設定し、対話型鑑賞以外はすべてガイド形式のプログラム。医学部生向けのプログラム検討の機会でもあったため、教育プログラムの設計方法などもレクチャーに組み込んだ。

■開催日時
2022年7月16日
■参加者
8名
■対象
岡山大学医学部、岡山県立美術館、大塚デザイン、岡山大学国吉講座
■問い合わせ日
2022年5月2日
■認知経路
ベネッセホールディングス経由

スケジュール

10:00 ベネッセアートサイト直島レクチャー
11:00 家プロジェクト
13:30 ベネッセハウス ミュージアム(対話型鑑賞)
14:45 ヴァレーギャラリー、李禹煥美術館
16:00 地中美術館
17:00 終了

特徴

プログラムの特徴

・医学部生向けのプログラム検討の機会でもあったため、教育プログラムの設計方法などもレクチャーに組み込んだ。
・お客様の様子に合わせ鑑賞時間を長めにとり、対話型鑑賞以外は全てガイドツアーで対応。

参加者の声

・美術館という限られた空間で作品を鑑賞するのとは違い、島全体がひとつの作品であると感じられ、直島の物語(ナラティブ)を体感するものでした。

・全ての場、時、対象に関係し五感に響いた。医療は全人類の命を守ること、寿命を延ばすが使命になってきている。さらに公衆衛生的な考えも最大公約的になってきて、コロナで増長されている。医療の発展は文明の進化により自然も破壊する。この状況下でレジリエンスを示すのは、「いつかは死ぬ」ことを受け入れること、そして各個人がそのために何を考えるのかに尽きるのではないかと考えた。

企画担当者より

■満足度

5/5点

■再利用意向

5/5点
自分たちの活動の参考にもなるため

■良かったこと

ファシリテートが素晴らしかった。短い時間内で、適度に休憩を取りながら、迫力あるアートと自然を堪能できた。

■要改善

特になし

まとめ・考察

ゆっくり鑑賞される参加者のペースを優先した。今後のプログラム展開のため、バリエーションや効果などをお伝えしながらのガイドツアーに近い内容となったが、対話型鑑賞では短い時間でも発言量に変化が見られた。 (藤
原)

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