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研修プログラム体験(岡山経済新聞×七草農園)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

■開催日時
2023年9月20日(水)
■参加者
5名
■問い合わせ日
2023年8月14日
■認知経路
ベネッセホールディングス経由



スケジュール

10:00 ベネッセハウス ミュージアム
    (対話型鑑賞、問いのワーク)
13:30 ヴァレーギャラリー、李禹煥美術館
    (カードワーク)
15:00 宮浦ギャラリー六区
16:00 終了

特徴

プログラムの特徴

・研修造成のための参考にしたいとのことだったので、ワークの体験をメインに設計。
・地域における場づくりのヒントとして宮浦ギャラリー六区の見学を組み込んだ。

企画担当者からの評価

■満足度

 4.5/ 5 点

■再利用意向

 3/ 5 点

■コメント

・直島に過去数回訪れて同じ作品を観てきたはずが、ほとんど「見て」いただけで「観て」いなかったことに気づけた。それは今回のような複数人と時間を共有し、自分の内面を言葉にする機会を与えられたからこそ。
・それぞれのワークで何を自分が感じ、何を掴み取ろうとしたのか、何が見えたのか、もう少し言語化したり、定義づけられたりすると何か得た感を持てたのではないだろうか。モヤモヤもせず、何かわからないままで帰った人が多かった。
・どのポイントで問いが必要か。どんな説明をしてあげるのがいいのか。どこまで近くで話を聞くのがいいのか。気づきへの言語サポートをどこまでするのがいいのか。この辺りが私たちの課題となった。

■特に良いと思ったところ
・いつもは1人で思考する、もしくは2人で語らうだけなので、より多くの思いや考えを知ることができたため。とはいえ人数が多すぎると耳を傾ける集中力も弱くなりそうなので、5人がベストかもしれない。
・瀬戸内海の流木の円を使ったワーク。戸惑いが私もみんなもあったが、少しずつ話せるようになっていったと思う。時間をかけてできたことがよかった。声が聞こえる範囲で進められるともっとよかったかもしれない

■改善点
・カードワークは内容自体理解できていなかったからなのか、渡されたカードの内容が難しかったからなのか、思考する時間が短かったからなのか、満足できる答えが出せず消化不良のまま終えてしまった。
・料金が高い
・草間彌生のナルシスの庭。深める時間が取れないまま終わった感じがした。
・振り返りの時間が取れなかったので消化不良だった人もいた。

まとめ・考察

アートを活用したプログラムの体験はしていただけたが、スケジュール上ラップアップの時間が取れなかったので、設定できるとより良かった。研修をプランニングする上での観点の意見交換などもしてみたい。(藤原)

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