見出し画像

ベネッセの秘密を探るスタディツアー(岡山市役所)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要


■開催日時
2022年11月18日(金)
■参加者
8名
■対象
市役所職員(有志)
■認知経路
ベネッセホールディングス経由

スケジュール

10:00 つつじ荘到着、徒歩移動
10:15 ベネッセハウスミュージアム(対話型鑑賞)
11:45 李禹煥美術館(屋外カードワーク)
12:30 ヴァレーギャラリー鑑賞後、解散
15:30 オフィスにてラップアップ
17:00 終了

特徴

プログラムの特徴

・有志による自費の研修だったため、自由時間を入れたプログラムとした。

感想

・アート作品に関する他の人の意見や見方を聞くことで、自分自身の見方が限られているこ とを実感した。普段とちょっと違う脳みそを使う感じ。

・コーディネーター不在では難しい。過去5回くらい直島来た事があったが、分かった気になっていたと思った。

・固定観念で考えていてはダメだと思った、対話型鑑賞の経験は日常生活でも活かせる。

・アート以外にも町の中には様々な魅力があって、それに気づくかどうかは見ている人次第 だと気づいた。

・見る人によって考えが変わるのは興味深い。思考がいろんな方向に広がるのは仕事でも重 要。既存のものでも見方を変えれば価値を見出せると思った。

・自分は正解を探しがちだということに気付いた。

・仕事の内容によって視野が狭くなったり職場の風土が作られてしまうこともあると思った。 環境を変えることは重要。

参加者からの評価

■満足度

4.8/5

■再利用意向

4.5/5

・人事交流と芸術鑑賞ができ、勉強になった。

・移動中や歩きながらも、仕事の話や情報交換もたくさんできた。

・非日常の空間で様々な気づきがあった。自分ひとりでは気づかないことが多い。

■良かった内容

・対話型鑑賞:初めて経験しましたが、考えながら芸術鑑賞するのは新しい発見だった。一 つのこと(物)が見る人、見方により、様々な捉え方(考え方)ができるのを知り、絵画で なくとも、仕事でも活かせることがあるのではないかと、参考になった。

・カードワーク:風景を切り取るのが面白く、同じ風景でも意味が変わってくる。裏返したりできるのもおもしろい。

・島とアートが自然に融合していること

■改善点

・時間が短く最後の意見交換をもう少し深めたかった。時間が足りなかった。

・企画担当としてプログラム趣旨を事前に説明できるようにしたかった。期待以上だったと 評価はいただけたが、事前に内容が分かりにくかった。

まとめ・考察

・画像投稿フォーマットを活用し、印象に残った場面の写真を出しながら感想を共有したことで、その場にいなかった参加者からの新しいアウトプットも加わり、広がった。
・日常にどう生かせるかまでをラップアップできるとなお良かった。(藤原)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?