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ワーケーション第2回(三菱地所×香川県)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

■開催日時
2022年12月20日(火)~21日(水)
■参加者
三菱地所5名+香川県観光協会2名
■問い合わせ日
2022年10月14日(金)
事前レクチャー:2022年12月7日(水)(オンライン)
事後セッション:2022年12月26日(月)(オンライン)
■認知経路
ベネッセホールディングス経由

スケジュール

■1日目

11:30 ベネッセハウスミュージアム
   (対話型鑑賞、昼食、問いのワーク)
16:30 終了

■2日目

10:00 家プロジェクト(3軒)
11:15 地中美術館、昼食
13:15 宮浦ギャラリー六区
14:00 終了

特徴

プログラムの特徴

・4日間のワーケーションプログラムの前半部分を対応。地域とアートというテーマだったため、宮浦ギャラリー六区の活動を紹介。

参加者の反応

・動きながら作品を鑑賞したことで、身体の感覚や視界の変化などが印象に残った。以前鑑賞した時とは全く違う体験で、人の意見を聞くことで自分の枠も広げられた。日常生活の毎日見る風景の中にも新しい発見があった。

・試行錯誤しながら仕事に向きあうことを前向きに取られらえれた。自分の意見も主張していきたいと思う。

・言語化することの重要性を感じた。自分の考えが正解だと思って他人と接するのではなく、主観やバイアスを取り払って向き合うと評価や解釈も変化していくので、客観視する姿勢は大事だし、そういう経験をしに美術館に行くことは有益だと思った。

・場所の固有性は業務でも重要な観点であり、場所の風土をつくることを目指す部署もある。瀬戸内の島によって文化や島民性が異なる背景について考えるきっかけになった。

企画担当者からの評価

■満足度

5/5

■再利用意向

5/5

・鑑賞型からスタートし、頭が左脳から右脳へスイッチしていくところがまずなかなか普段できない体験。オフィスで働いていると、フレームにはめて考えることが多い中、そこを外れたり、その解釈をチームで共有できることが新鮮であった。普段の業務についてのクオリティが上がるような感覚がある。

・縦型の組織には有効な研修だと思う。会社・グループの方に是非体験して、お互いの考え方を知るきっかけになるのではないかと思う。

■良かった内容

問いのワーク
・1つの作品について深く見つめることで思考にクセや、自分が普段課題にしていることが何かを考えることができた。また、何よりスタッフのファシリテーションが良く、より深く作品について考えることができた。

■改善点

特になし。夕食後の夜の美術館での問いのワークも良いかもしれない。より心がオープンになるところで、お互いの考えが知れるとより深い気づきになるなと思った。

まとめ・考察

・初日に問いのワークを実施することで、各アートプロジェクトから各自のテーマ設定に応じた気づきを得る流れをつくることができた。
・事後セッションでは「問い」について考えたことや、研修の体験が各自の業務へ活かされた点を共有。日常生活での視点の持ち方や仕事に取り組むマインドへの変化が見られた。(藤原)


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