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理念・創造研修(医療法人令和森歯科)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

理念研修・創造性の向上・新医院へ向けての研修がテーマ。

■開催日時
2023年5月28日(日)~29日(月)
■参加者
13名
■対象
院長先生、歯科衛生士などスタッフ
■問い合わせ日
2023年1月4日
■認知経路
WEB問い合わせ

スケジュール

■1日目

10:00 ベネッセハウス ミュージアム
    (対話型鑑賞、問いのワーク)
13:45 家プロジェクト(自由散策)
17:00 ベネッセハウス チェックイン

■2日目

9:00  院長先生のお話
10:00 李禹煥美術館、ヴァレーギャラリー
13:00 宮浦ギャラリー六区
14:00 ラップアップ

特徴

プログラムの特徴

・最初に対話型鑑賞とワークを実施し作品鑑賞の方法を身に付けていただいた後、自由鑑賞をメインで設計。
・空間づくりのバリエーションを広げていただくため、宮浦ギャラリー六区の見学を入れた。

企画担当者からの評価

■満足度

 5/ 5 点

■再利用意向

 5/ 5 点

■コメント

■理由
・カスタマイズのプランと、適切なファシリテーション。アート現地でのフィールドワークと、会議室などでの対話がうまく織り交ぜられ、一歩一歩ステップを踏みながら、自己対話力が向上していると思った。お互いの考えや着眼点、熱量などを全員で同じ時、同じ場で共有できたこともよかった。

・同じスタッフが参加できるかは分からないが、数年後に同様のプログラムを受けた際、今回と比較してどのような変化が見られるのかがとても楽しみ。

■特に良いと思ったところ
対話型鑑賞:1番最初のアート鑑賞と1番最後のアート鑑賞で、スタッフ一人一人のアウトプットの質が向上していたと実感しました。日常業務だと、目先のことに捉われ、思考や振り返りやアウトプットが限られた環境の中で制限されていると感じていた。アートを通じてアートに自分を重ね合わせたり映し出したりする体験ができ、一人一人が自分の思いを自然とアウトプットする環境が繰り返し与えられたことで、期待以上にスタッフの思いが引き出された。

■改善点
時間的に余裕があれば、宿泊施設自体の紹介や建築物の意図などが聞けたり、より体感できる案内があると良かった。

■後日フィードバック
翌日から、医院で仕事に取り組む際にも、プログラムのことを皆で思い出し、自分を表現する力が向上したと思う。驚いたのは、研修前にあまり、興味がなさそうであったスタッフが研修後には、とても良い内容だったと話してくれたこと。
この経験を活かして、新しい医院で、診療に取り組んでいこうと思う。

まとめ・考察

・業務に直結するというよりは、各々の個人のテーマや生活環境に関わるアウトプットが多いのが特徴的だったが、最後の振り返りでは職場でも個人の価値観を尊重しつつチームとしての方向性もそろえていこうというコメントが多く、色んな立場や角度から考えるきっかけになったのではないかと思う。(藤原)

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