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理念研修(ベネッセ中途研修)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

■開催日時
2023年7月13日(木)、14日(金)
■参加者
7/13:32名、7/14:50名
■対象
中途採用者
■問い合わせ日
2023年3月23日
■認知経路
ベネッセより依頼

スケジュール

10:00 ベネッセハウス ミュージアム
    (対話型鑑賞、問いのワーク)
12:15 昼食@テラスレストラン
13:30 本村(自由散策、理念ワーク)
15:30 終了

特徴

プログラムの特徴

・中途採用者が対象だったため、前半は自身のこれまでの経験などを振り返りながら関心事をアウトプットするワーク、午後に理念に繋がるキーワードと作品鑑賞を掛け合わせるワークとした。
・午後の自由散策では直島町民とのコミュニケーションを促すミッションを設け、アートプロジェクトと地域との関係にも目を向けられるようにした。

参加者の反応

・日常を離れ、自然や文化の中に身を置くと、自然体の自分、自分の本質に向き合うことができ、自分として本当に達成しないといけないことを見直すきっかけになった。

・現代アートを観ての印象、感じることは本当に人それぞれという中で、自身はどう受け止めたか、なぜそう受け止めたか、をしっかりと考えることができました。

・対話型鑑賞を体験できたことは、自分の人生においてとても良い機会になった。芸術を通して自分を知るというのは興味深く、今後も家族や友人と行ってみたいと思った。研修はもっと堅苦しいものかと思っていたが、各々のペースでよく生きるについて考えることができとても有意義だった。

・研修の仲間やアート、自然から学ぶことも多く、普段使わない脳を刺激されている感覚で大変素敵な時間を過ごせた。

企画担当者からの評価

■満足度

5 / 5 点

■再利用意向

 5/ 5 点

■コメント

■理由
・普段の生活では感じることのできない思考に触れられる場所で、自分の事をよりよく知ることができたため。このプログラムや場所は唯一無二であるため。対話型鑑賞は他の場所でもできるが、ここまで没入することは難しい。島全体がアートである直島ならではである。
・研修前と、研修後の参加者の表情がほんとうに変わりました!

■特に良いと思ったところ
・対話型鑑賞:同じ作品に対する見え方の違い、思考の違いに触れられること。そしてアート作品であるからこそ、自由な解釈が許さる安心して発言でき、結果的に自分を知る貴重な機会となるため。
・対話型鑑賞グループワーク→個人ワーク→家PJ散策
全体を通して設計いただき、さらに事前課題~事後課題とも連携いただいた点

■改善点
・ランチにコーヒーが飲みたかったです。
・ビュッフェスタイルの昼食だと50名だと混雑してしまう。時間差を少しつけて対応した。

まとめ・考察

ベネッセの他の研修と比較すると中途採用者ということもあり、参加者同士の対話を深めるというよりは個人での内省が強い印象だった。午前中に対話型鑑賞を体験したことにより、午後のグループワークでは作品をきっかけにお互いに対話する場面が見られた。(藤原)

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