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初学者が学ぶ生活インフラ:「トラック運編」

日常生活を送るうえで欠かすことができないインフラである運輸について,調査します.

最近,以下のようなニュースが出ていました.

このニュースでは,トラック運送業者の57%が赤字状態であり,小規模事業者ほど慢性的な赤字がとなっている事が言われています.

この結果をみて,そもそものトラック輸送業界の全体について気になったので,まとめて行こうと思います.

参考資料は以下のリンクになります.

日本のトラック輸送産業の現状と課題2023

食品ロス削減ガイドブック(令和4年度版)≪分割版≫

データセット一覧

国内貨物輸送産業の状況

日本の国内貨物総輸送量は,年間約43億トンになります.

同規模な生産量を調べると,食料の世界総生産量が約年間約40億トンらしいので,どれだけ多くのものが輸送されているのか分かると思います.

輸送量の内訳は,以下のとおりです.配達の多くがトラック輸送である事がわかり,どれだけ我々の生活を支えているかが分かります.

次に,年度別の輸送状況を見ていきます.

国内の輸送状況は,年々低下しており,新型コロナウイルス感染症の拡大影響により更に低下しています.

年々低下している理由は,法人・個人共に荷動きの件数が低下したためです.荷動きが低下する理由としては,国内経済と関係がありそうです.

GDP成長率は,平成9年以降は鈍化傾向であり,その影響で荷動きが少なくなっている事が原因だと考えられます.

今後,この中でも成長産業の部分について調査していきます.

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