橋本晋哉 / tuba, serpent, ophicleide

チューバ、セルパン、オフィクレイド奏者。現代音楽のお仕事多め。それとは関係なくマイナー…

橋本晋哉 / tuba, serpent, ophicleide

チューバ、セルパン、オフィクレイド奏者。現代音楽のお仕事多め。それとは関係なくマイナーな楽器が増える呪いにかかっている。 東京現音計画、低音デュオのユニットで活動。

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プロフィール

こんにちは。橋本晋哉(はしもと・しんや)です。ここでは自己紹介とリンクをまとめています。 チューバを吹いています。その他、セルパン、オフィクレイド、クラシカルバストロンボーンも吹いています。知らず知らず段々増えていってます。研究歴を含む略歴はこちら。 最近更新サボっていますが公式のサイト。 twitterはこちらです。 バリトンの松平敬さんと「低音デュオ」というユニットを組んでいます。 現代音楽ユニット「東京現音計画」でも活動しています。 関東周辺の現代音楽関係の

    • 藤倉大さんの「チューバ協奏曲」(アンサンブル版)、先だってのライブ録音が公開されました。 Shinya Hashimoto, tuba Ensemble Nomad Norio Sato, cond. https://m.youtube.com/watch?v=L2kMqSJi23E&feature=youtu.be

      • セルパン:メーカー比較

        先日めでたくセルパンを購入されたユーフォニアム奏者の佐藤采香さんが、届きたての楽器を携えて遊びに来てくれました。  日本でセルパンを入手する場合、19世紀のオリジナルを探すことは年々難しくなっています(また、演奏するという目的の場合、必ずしも良いコンディションではありません)。多くの場合、コピーを製造するアトリエから購入するのですが、2000年-2010年あたりまではイギリスのクリストファー・モンク(Christopher Monk)のものを購入することがほとんどでした。

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        • 現代音楽:チューバのための作品
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        • 「オフィクレイド」の記事まとめ
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          東京現音計画#19、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。 今日の衣装(というか普段着)は、メルセンヌの本から採ったセルパンTシャツでした。「セルパンって何?」というお尋ねがあった時にとっても便利。

          東京現音計画#19、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。 今日の衣装(というか普段着)は、メルセンヌの本から採ったセルパンTシャツでした。「セルパンって何?」というお尋ねがあった時にとっても便利。

          東京現音計画で演奏するアンソニー・ブラクストンさんには、「コンポジション第19番」という、チューバ100本のための曲があります。面白い曲なのですが、オーガナイズが大変そう。いつかやりたいのですが、企画協力してくださる方いませんか?https://www.youtube.com/watch?v=-WW4Ei2ZOGU

          東京現音計画で演奏するアンソニー・ブラクストンさんには、「コンポジション第19番」という、チューバ100本のための曲があります。面白い曲なのですが、オーガナイズが大変そう。いつかやりたいのですが、企画協力してくださる方いませんか?https://www.youtube.com/watch?v=-WW4Ei2ZOGU

          23/02/27 橋本晋哉チューバリサイタル4プログラムノート

          Shinya Hashimoto Tuba Recital 4 2023年2月27日(月)19:00開演 会場◉杉並公会堂小ホール 出演◉ 橋本晋哉(チューバ) 藤田朗子(ピアノ) 助成:公益財団法人 野村財団 Program 1. 田中吉史 (b. 1968) 《ブルーノのアウラ》(2008) Yoshifumi Tanaka, Aura di Bruno 2. 篠田昌伸 (b.1976) 《チューバー・ビーツ》 (2022) Masanobu Shinoda, Tu

          23/02/27 橋本晋哉チューバリサイタル4プログラムノート

          サミュエルのエアロフォン

          息継ぎ不要の夢の器具 チューバを吹いていると息が足りなくって困ること、しょっちゅうありますね。循環呼吸をマスターすれば一挙解決、とすぐに習得するわけにもいかず、また仮にマスターしたところでどうしたって息が足りなくなることは往々にして起こります。いっそポンプのような機械があれば…とチューバ奏者ならば誰もが願うところですが、そんな器具が今から100年前に発明され、なんと販売されていたのです。凄えな20世紀。  その器具の名前は「サミュエルのエアロフォン」Samuel‘s Aer

          サミュエルのエアロフォン

          チューバの現代奏法レクチャー

          引き続き公募作品を募集しています(現在は終了しています) 先日9月2日に洗足学園音楽大学で行いました、「橋本晋哉チューバレクチャー」、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。 引き続き、2023年3月23日(木)に予定しています公募を中心としたリサイタルの作品を募集しています。詳しくは上記リンク先をご覧ください。 チューバの現代奏法関係論文 レクチャー内でもお話ししましたが、ダブルノート(声との重音)、および四分音については時間内では詳しくお話しできなかったの

          チューバの現代奏法レクチャー

          シュトックハウゼン《ソロ》演奏ガイド

          はじめに 去る2022年7月7日、東京現音計画第17回演奏会においてカールハインツ・シュトックハウゼン《ソロ》のチューバ・バージョンを演奏しました。 この曲は任意の旋律楽器とテープを用いたフィードバック(4名のアシスタント)のために1965年に作曲された作品です。今回はチューバと、東京現音計画のメンバーである有馬純寿によるフィードバックをエレクトロニクスに置き換えたバージョンを作成しました。演奏にあたっては詳細なインストラクションを読み解き、与えられた素材を「フォームシエ

          シュトックハウゼン《ソロ》演奏ガイド

          22/02/24 橋本晋哉チューバリサイタル3プログラムノート

          こちらにも色々と関連記事を掲載しようと思っていたリサイタルが気がつけば明日に迫っています。チケットは当日(2/24)の12時まで、下記リンクからご購入いただけます。 ここでは一足早く、演奏会のプログラムノートを掲載します。  第3回となる今回のプログラムのアイデアは、ピアノの内部奏法を必要とする作品を集めて構成することから端を発している。委嘱初演の木下さん以外の4作品では、何らかの形でピアノの内部を操作する(指ではじく、触る、など)奏法によって多彩な音色を引き出すことが求

          22/02/24 橋本晋哉チューバリサイタル3プログラムノート

          東京現音計画夏の予定

          昨年来のコロナ禍の騒動で色々な演奏会が中止、延期となっていますが、そのあおりを受けた形で東京現音計画もこの夏から秋に集中的に演奏会を行う予定で、個人的には若干フェスの様相を呈しています。演奏会の番号も前後していますので、ここでまとめてお知らせしたいと思います。 07/13:東京現音計画#14R〜コンポーザーズセレクション6:森紀明 2021年7月13日(火)19時開演 杉並公会堂小ホール (こちらの演奏会はおかげさまで予約完売となりました。当日券の販売はありません。)昨年

          [期間終了]低音デュオ第13回演奏会

          低音デュオ第13回演奏会[全編]こちらの記事では「低音デュオ第13回演奏会」の動画を期間限定で配信していました。たくさんの皆さまにご覧いただき、深く感謝申し上げます。また、記事を購入する形で低音デュオをサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。 以下のプログラムノートにつきましては、そのまま残してありますので、ご購入くださった皆さまは続けてご覧いただけます。 有料部分には曲目解説、作曲者へのインタビューへのURL、演奏会の写真が含まれます。

          有料
          500

          [期間終了]低音デュオ第13回演奏会

          低音デュオ第13回演奏会終了(と、初演リスト)

          ご来場ありがとうございました非常事態宣言下の微妙な情勢でしたが、低音デュオ第13回演奏会は無事終了しました。ご来場くださった皆さま、素晴らしい曲を書いてくださった作曲家の皆さま、ありがとうございました。 大事だったり大変だったりした演奏会の次の日というのは不思議なもので、演奏会が差し迫っている時にはそんな日が来るとは全然想像もできないのですが、演奏会が済んでしまうと「(しばらくは)その曲(たち)を演奏しなくても良い日」が必ずやって来て、どうしても持て余してしまいます。 そ

          低音デュオ第13回演奏会終了(と、初演リスト)

          低音デュオ第13回演奏会:インタヴュー

          来週に迫った第13回演奏会で初演する3作品の作曲家の皆さんにインタヴューをお願いしました。 それぞれに全く違ったコンセプトが窺えて、大変興味深いインタヴューとなっています。 演奏会のチケットはtigetからお買い求めいただけます。 https://tiget.net/events/121489

          低音デュオ第13回演奏会:インタヴュー

          「低音デュオ」今シーズンの予定

          今年結成15年を迎える、歌の松平敬さんとのユニット「低音デュオ」は今シーズンは珍しくバタバタと活動しています。 低音デュオ第13回演奏会(05/19) 定期的に行っている演奏会は今回13回目を迎えます。毎年2曲の新作を委嘱していますが、今年は伊左治直さん《腐蝕のベルカント》、夏田昌和さん《歌われない言葉》の2作が新作。コンポーザー=パフォーマーの皆さんにお願いしている「低音デュオポップソング」シリーズの5作目の新作は野村誠さんの《どすこい!シュトックハウゼン》です(凄いパワ

          「低音デュオ」今シーズンの予定