〈酒褪めて誠ちどりや思念の川 くにを〉
私の詠み棄てた句歌の
様々に反して
まだ現實の身辺に
厳寒と云ふべき無く
何となく本歌取り等決めてゐると
井月さんに悪いなあ、と
それだけが思はれて…
もう一つ、
〈自轉車のハンドルにはこの手套あり くにを〉とか-
あゝ日々よ。
©都築郷士
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