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【岩波文庫・赤792】 散文詩。

岩波文庫はJ.L.ボルヘスを
一種のポストモダン(とその定着化のお手本)
として、取り上げやうとしてゐたのかな?
一時の出版ラッシュには
尠くとも何らかの意図があると透けて見えた。
彼を迷宮の住民と呼ぶは勝手(今となつては)。
だが結構分かり易いもんだなー、とはあんた
言ひませんでしたか?彼はいつでも本を探してゐる-
『死者の書』に類ひする奴を。
それは1頁めからバレバレ=さう、彼にはフォロワーが多過ぎて
そーゆー手續きはみんな讀者には認識できた、
いくらその謎・謎・謎つつてもね。
時すでに遅し..

〈あゝ文藝頁ごと冬眠醒ます くにを〉啓蟄まで
あんたは待てますか?
©都築郷士

筆者近影。

〈文藝のレアグルーヴも楽しかれ正直者はこゝではゴー・ホーム くにを〉はゝ。所謂莫迦を見た。そんぢやま、また。アデュー!

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