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【二月の雲雀】詩。

毎度莫迦ばかしい詩なんぞ。
えー、前川佐美雄、私の尊敬する-
〈火の如くなりてわが行く枯野原二月の雲雀身ぬちに入れぬ〉
と絶唱した歌人(若干用字違ふやも)。
地方の地主出身で
晩年まで山林の処分に悩まされた
んださうです。
こないだ亡くなつた
うちの婆ちやんそんな土地など
持つてやしなかつたかと
私要らぬ心配を。
全て遺された老母の
双肩にかゝつて來ちやふんで。
嗚呼いつもの例の
二股淑女、
「身ぬちつて言ひ方面白いわね」と。
私あおとなしい男ですが
その時一寸、
殺意めいた(飽くまで、めいた)氣分味はつた。
もんです。はい。

〈大寒はお八つバナナの打ち身かな くにを〉
んー、續かないねー。
おつかない、咄つてふうにだけ
私には思へてね。
自分!!!!!!怖い!!!!!!
©都築郷士

筆者近影。〈何故か知ら逆光に立つ人隆リュウとわが目どころか世界眩める くにを〉何故帽子二つと問ふ勿れ。アデュー。

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