贋作・吾妹子先生

画像1 【贋作・吾妹子先生】 時折は俳ではなくて情ジヤウであり眞愛しマガナシと妹イモの掌取る謳はん めづらしき濁り酒なと吾妹子ワギモコの寮の庭診ミる代はり酌まれし さていづれ忘れ忘れて合はす顔我ら未だに笑うて語るが (茶席)主じすは我に叶はぬわざくれと茶筅頭の陪席あはれ 先生と呼ばれ我が見る河へまた目伏すなりとは地獄で会へるか しつとりと玉子使ひし黒髪の今夜限りを鋤くや鏡に ©都築郷士 dedicated to 平賀元義 ※吾妹子先生=教養は抜群だが、いつも金欠で女性がたに助けらる浪人者。

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