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【監獄ロック】 詩。

...Dance to the jailhouse rock!!
ふと氣がつくと
そんな唄を口ずさんで。
疲れ、と云ふものは
余りに英雄的でない責任に附帯してはゐまいか -
故内田裕也氏が唄ふこのエルヴィス・ナンバーを
タモリさんたけしさんが
囚人ルックで振り付けも見事に盛り上げてゐた。
私はその演目で
大いに和んだから、
日本のロックンロールに幸多からん事を
祈つてしまつた!
ざわついてゐる私の高血圧性の
身体的不調、
本当は精神が膨張しミシュランマンみたいに
愛嬌を振り撒く
場所に棲んでゐたい、
あゝ..あゝ
哲學者でもないのに
私はその領域に首を突つ込んで
喚いてゐた / ティーネイジャーの頃の
キックスたちよ
悪事の全てを
すつかり思ひ出してしまつたよ、ふゝゝ。
要は、死ねと言はれて死ねるかつての、
さう云ふことだよな。

〈枯葉落ちしまひ落つるに情熱見ゆ くにを〉

©都築郷士

筆者近影。

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