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【褌一丁(私はノンケです)】

冬の俳句は「寒」の使ひ方次第
ほし、が寒けりや寒星でせう。

さて、意外な事に褌一丁、は
季題にはないのだ、
だから裸祭りみたいな祭祀を描くに

季語・湯気などゝ
絡めて使用されるケースが多いやうに
思へる。

だが私ならもつとストレートに
寒褌カンフフドシつて行くだらう -

〈寒褌押し合ふ殺気友同士 くにを〉

江戸時代だつたらさしづめ
「鞘奔る」とかもつと物騒に。
いつになつても同じ、
侍日本はもうやめやうよ。

刀さへ無ければ
草相撲もたゞ勝ち負けの
平和なのだが、

そこから刃傷沙汰始まると -
ちよつと汗→

侍奴vs.町奴、
幡随院長兵衛は
慘殺された。

〈幡随院命日知らず寒の木瓜 くにを〉

トノタイさんが出てたな
あのつまらぬ映画、
そこで「木瓜はボケとかけてある」と。

繰り返すが私はノンケ、
褌マニアぢやないよ。
たゞこの男のTバック
偉く長い歴史を持つてゐる
これも歴史の裏面、

さう云や稲垣足穂も褌一丁で
仕事してゐたなあ...

それからチョンマゲは弁髪なのだと
誰だつたかの卓見 -
中華思想から見れば蛮人の証拠なのだ、
わが國長年のヘアスタイルは!

〈拉麺男(ラーメンマン)ゆで寒玉子乗せにけり くにを〉

さあ女性陣も褌を締めて
レッツエンジョイ相撲!

そんなとこ。

【漫筆】二回目は、また
氣が向いたらね。ぢや、

アデュー。

©都築郷士

筆者近影。
 

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