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EVeM ベンチャーマネージャー研修を受けた話

Baseconnect でエンジニアチームのサブマネージャー・PMOをやっている文 光平(ぶん こうへい)といいます。

今回は僕が昨年秋ごろに受講したEVeM社が提供する「ベンチャーマネージャー研修」の話をしたいとおもいます。

全社においてベンチャーマネージャー研修プログラムの導入をしたきっかけや、経営レイヤーの視点で当研修を導入した効果などをインタビュー頂いた記事もありますので、ご興味あればご覧ください。

自分のマネジメント経験・立場

まずは、僕の職務経歴的なところからお話しせねばなりませんが、少々お付き合いください。

僕は20歳くらいの時に現職の会社にエンジニアのインターンとして入社し、その後社員登用となり今に至るわけですが、その大半は自分でコードを書いてプロダクトを作って来ました。

当初はチームメンバーが少なかったこともあり、フロントエンド、バックエンド、AWSを利用したインフラ周りの構築なども担当し、それなりに信頼も頂いておりました。

そうなってくると、実装プロジェクトでリード的な立場を任せていただくことも増え、プロジェクト内でのタスクアサインやスケジュール管理、他チームとの調整など自分の仕事の中で、マネジメント的な要素が増えてきたんです。

そして徐々にプロジェクトにとどまらず、チーム内の課題解決やプロダクトや事業観点でも貢献できる部分も模索するようになって来ました。今ではサブマネージャーという立場でプロダクト開発のバックエンドチームを中心にチーム方針を立てたり、メンバー評価のサポートをしてます。

きっかけ

上記の通り僕のマネジメント経験はある意味、必要に応じて現場で仕事をしていく中で応じて徐々に担当する領域が増えていった感じです。

もう一点、マネジメントを勉強するとなると、関連する書籍をいくつか読んで自分やチームに合いそうな手法を取り入れていくというのがよくありそうな方法かと思うのですが、僕は本を読むというのがあまり得意ではなく、大体は他の人のやり方を参考にしつつ感覚で乗り切って来ました。

自分の感覚的なところには一定自信を持っているものの、限界があることは自覚しており、マネジメントはスキルとして全く体系立ったものになっていないし、再現性という観点でも課題があるということを強く感じていました。

そんな時に、会社でEVeM社が提供するベンチャーマネージャーに特化した研修プログラムの導入を検討しているが興味はあるか、とお声がけを頂きました。自分がこれまで必要と感じて感覚的に行ってきたマネジメントで足りなかった部分を知る機会、行ってきた事の答え合わせの機会としてとても有効だと感じたので、受講希望の意思を伝えました。

研修内容

研修の方法は、動画視聴による事前学習、講義によるケーススタディ、実践ワークをそれぞれ5セット、約3ヶ月程度でこなすかなりボリュームのある内容でした。日々の通常業務をこなしながらの受講だったので正直かなりハードではありました。

  • 第1回 戦略 ― マネージャーとしてどのようにチームの目標や方針を立ててアクションに落とし込むか

  • 第2回 チーム体制構築 ― 組織の構成の検討とチームメンバーを適切なタスクにアサインするためには

  • 第3回 活動推進と評価 ― 実際を活動どのように推進しチームのパフォーマンスを向上させるか

  • 第4回 ピープルマネジメント ― どのようにしてメンバーに成長機会を提供するか

  • 第5回 心得 ― マネジメントに取り組む上でマネージャーが心得ておくべきこと気をつけるべきこと

一つひとつの内容自体は、特に目新しい画期的な手法が紹介されているというものではなく、ベンチャー企業においてマネージャーがやるべきこと、マネージャーが担うべき責任などについて体系立てて丁寧に言語化されている印象でした。

また、研修過程の中でも事前学習や実践ワークの取り組みの中で、学んだことをすぐにアウトプットする機会が用意されているので、しっかりと内省し自分自身が抱えている課題感と近づけながら学び進めて行くことができたと感じています。

学び

僕の場合はエンジニアの実装メンバーの一員という立場から徐々にマネジメントの担当する領域が増えていいた中での受講だったので、マネジメントの実務として経験していなかった領域の内容もあり、実感を掴みづらい部分もありましたが、まずは一つの型、マネジメントを行って行く上でのセオリーのようなものが自分の中で構築することができたと感じています。

なかでもマネージャーの役割として真っ先に「成果を残す」ということが挙げられていたのが印象的でした。ベンチャー企業においては常に成長が求められていて、人を育て、組織を大きくしてより高い目標をたてて、より多くの成果を創出することを常に意識する必要があると強く感じました。

最後に

ここまで色々と研修で学んだことなんかを書いてきましたが、僕自身マネージャーとしての経験はまだまだ浅く、今後しっかりと学んだ内容をベースとしつつ自分なりのスキルとして実践できるようになっていくことが重要だと思っています。

とここまで書いておきながら、チームのテックリードから実装の手が足りてないんだから、もっとコードを書く時間をつくってくれと言われており、マネジメントに専念できるのはまだ先になりそうです。当分はエンジニアとマネジメントの両立をしつつ、更にスキルを高めて行けるよう精進したいと思います!


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