草野球ユニフォーム作るならここだと思った話
ご挨拶
こんにちは。
初めてのnoteになります。
簡単に自己紹介
現在20代半ば、高校までしっかり目の野球部、大学は程よく軟式野球を楽しみ、卒業後は野球用品の仕事に就き、週末は草野球を楽しんでいる男です。
何をするにしても野球が軸になってしまう視野がバグってる人間です。
でも、そのおかげで(?)野球については語れることがあるような気がしたので、noteを始めてみました。
チームの立ち上げ話
さて、草野球チームを立ち上げた時の話について。
当時は大学生でした。2019年くらいの話です。
地元のメンバーで野球をまたやりたいねという話題になり、中学時代の野球部のメンバーを中心に結成しました。
大学生だと、やはり地元を離れる人間はある程度いたのでメンバー集めは少し大変でした。
そこで重要だったのが人脈だったんですよね。
いわゆる友達の友達。
高校の同級生とか大学が同じとかで友達を連れてきてもらって。
野球の輪っていいなと思えました。
共通の話題があれば話も早く、馴染みやすかったですね。
メンバーが揃ったら、やはりみんなで野球がしたい。試合がしたいとなります。(当たり前。)
草野球だと、ユニフォーム不揃いでも試合してくれるチームさんはたくさんあります。助っ人が何人もいるチームさんもたくさんいますし。
一旦は、ユニフォーム作らなくてもいいか。という決断もできなくないようなラフな環境が草野球にはあります。
でもやっぱり、みんなでユニフォームを揃えたい!
僕自身、自分でユニフォームをデザインしたかったし、みんなで揃えて試合やってみたいという気持ちがありました。
順調に運営できたらいつか連盟の試合も出れるように…!(注1)と考えてユニフォームの提案をみんなにしました。
注1
連盟の試合に出るためには以下の要件を満たしたユニフォームでないといけません。(全軟連の規則より抜粋・要約)
ユニフォームデザイン
全員同じデザイン。スパイクは自由。袖の長さ
左右同じ。左袖に都道府県名必須。背番号
0番から99番まで。特定番号
監督30番、主将10番、コーチ29番と28番。胸のチーム名
日本字かローマ字で統一。背番号のサイズ
15.2~21センチ、幅16センチ以内、太さ4センチ以内。選手名
背中にローマ字で姓のみ。同姓なら頭文字追加OK。アンダーシャツ
全員同色。帽子とストッキング
全員同色・同形・同デザイン。
やっぱり高いんですね・・・
やはり、大学生というもの金欠に陥りやすいという部分がありました。
ユニフォームを買うとなると、いくらかかるんだー!と。そんな高い金出せねーよーと。
大手メーカーのオーダーユニフォームの価格を見て一同驚愕。
シャツで約10,000円、帽子は約6,000円
合計16,000円…。
当然、高くね?という声もちらほら出ます。
ミズノ、SSK、ZETTなど大手はそのくらいした記憶があります。
その分の信頼と品質だというのは分かります。
大学生ですので、飯は質より量、ユニフォームも質よりコスパ。
どうにかみんなに納得して買ってもらえるように、安くいいものが作れるメーカーを必死に探しました。
探した中でまず目に入ったのは、今はもう大手と同じくらいの知名度があるイウジンさん。
クーニンさん率いるクーニンズのユニフォームを手がけて一気に全国区になりました。
こだわって作ることはできそうだけど、大学生には少し高かった!
(のちに、社会人になってから入ったチームではイウジンさんのユニフォームを着ることに。品質良い!)
最安値を発見!
イウジンさんと同じくらいカスタムできて、大学生でもお手頃なメーカーはないかと探していたらとあるメーカーを発見。
・・・初耳。
でも価格を見ると・・・
流行りの昇華シャツと帽子で7,800円!?
大手の価格を見てからだったので正直意味わからなかったですね。
最初シャツだけの値段かと思ったら帽子との2点セットでした。
なんならシャツ単品は6,000円を切っている。。。
上に小さい文字で「フルオーダーデザインサービス¥0」とまである。
フルーオーダーということはカスタムどんなところまでできるんだろうと、もう興奮状態でサイトを深掘りして行ってました。
まず襟部分、4パターンもある!
みんな全ボタンはめんどいとか言ってたから、2ボタンにしようかなと考えてたらまずそれが叶った!
袖の長さを長くしてみたいんです
あと、どうしても個人的に叶えたかったのが袖の長さ。
プロ野球で流行ってますよね、袖が長いタイプ。
極端にいうと中田翔選手・坂本勇人選手のようなスタイル。
このちょっと肘にかかってる感じがなんとも言えないんです。
共感してくれる人いないかなー。
ちょうどこの頃(2019年)に中京大中京がユニフォーム変えると言って袖が長くなったのは新鮮でした。
中京大中京が新ユニホーム オールドファンに愛されたデザイン(毎日新聞記事 2019/7/14 09:42)
他のメーカーさんでもできないこともないですけど、オプションになっちゃうんですよね。(こういうニッチな需要を汲んでいく大手さんはさすがでございます)
そんな期待を抱きつつ
ILBさんのシャツサイズのページに行くと・・・
ふむふむ。
・・・?!
もしや、サイズカスタムいける??
即メーカー問い合わせ。(LINEでやりとりなので手軽だった!)
僕:袖の長さって1枚1枚変えられるんですか・・・?
ILB:はい。1枚ごとに長さのご指定が可能でございます。
僕:こちら追加料金かかるのでしょうか?
ILB:無料となります。
僕:大歓喜
ということで2つ目の願いも叶ったわけです。
しかも追加料金なしで。
ほんとにいいんですか??レベルでした。
みんなにすぐ報告しました。
8,000円しないでユニフォーム作れるんだけど!と。
やっぱ10,000切ってくるとみんな安く感じるようで、賛成してくれました。
なぜか平和な背番号争奪戦
ユニフォームを作るとなったら発生するのが背番号争奪戦。
自分で好きな背番号になれるのが草野球のいいところ。
やはり競合する背番号もあったりするのかな〜と思ったら、うちはまさかの被りなし!
10人ちょいなのに77を選ぶ奴がいたり(コーチかよ!)
野手なのに18を選ぶ奴がいたり(肩痛持ちだろ!)
ふざける人も各チームいると思うので、このイベントはきっと面白いはず。
あ、みんな黒のアンダーシャツは持ってるんだ
次にみんなの同意が必要なのが、ユニフォームのデザインでした。
安く作れるのはいいが、みんなが着たいと思うものでないとやはりダメですね。ユニフォームを着たいものに決められるのは初期メンバーの特権的なところです。
僕自身、デザインの勉強をしたことはないですが絵を描くことは好きだったのでいろんな色の組み合わせで案を作りました。
でもその中で決めていたのは、「アンダーシャツはブラックかネイビーでそれに合うシャツにする」こと。
青とか赤でもいいとは思うんですが、なんか、みんなブラックのアンダーシャツ的なのは持ってると言ってたんです。
じゃあ、それ使える方がいいよねと。
そこで決まったのがアンダーシャツがブラックでもネイビーでも行けそうな、濃いめのネイビーをメインカラーにしました。
差し色はゴールド、ホワイト、レッド、ピンク(若い)などがネイビーと相性良さそうで。その色たちで決めました。
背番号のフォントも帽子のロゴもたくさん絵を描いて案を出しました。
チームLINEに案をバンバン投げてその中でどれがいいか投票で決めました。
決まったものをILBさんに送ると・・・
1日も経たないうちにデザインカンプ(仕様書)が送られてきました。
このカンプのクオリティが実に高い!!
このカンプもメンバーにすぐ共有!
おお、いいじゃんという声多数。
カンプの方が僕が描いた絵より現実味があるようで。
じゃあ、買おうかー。となってみんな7,800円ずつ集金させてもらって購入に至りましたとさ。
届くの待ってるのが一番ワクワクする時間
入金が完了すると、どうやら工場は韓国にあるようで、3~4週間ほどかかると連絡が来ました。
あまり大きな声で言えないですけど、大手じゃないし初耳なメーカーだったから少し不安はありました。質やばいかなとか、届かないかなとか。
ちょうど3週間経ったくらいの時、LINEの通知が飛んできて。
出荷しますよーとのこと。
海外からなので数日かかりますよーとのこと。
(amazonのprime配送ってすげーなと実感、国内といえど。)
4週間行かないくらいの時に家に到着。
ドキドキの開封でした。
不安を一掃するような綺麗な個包装。
綺麗に畳まれ背番号を表にしていた親切さ。
届いた時に綺麗に整列させて記念写真撮りました。
みんなにもその写真を送って。
メンバーに配った時は嬉しかったですね。
みんなでデザイン決めたものをみんなで着て試合をする。
最高です。
そんな体験をさせてくれたILBさんありがとう。
今日のまとめ
コスパ重視で草野球のユニフォーム作るなら
ILB-MAX