📒バイクの運転にご用心。
夏になるとどうしても、どうしても思い出す出来事があります。
もうすぐ五年の月日が経ちます。
応援していた選手が夏休み、バイク事故で亡くなりました。
突然の訃報に頭が真っ白になって、駅のベンチで涙が枯れるほど泣いたのを思い出します。
大学生になると色々なことができるようになって、バイトなんか始めたりして、お金に少しだけ余裕ができると思います。
なんだか自分が自由で無敵になった気がして、気が大きくなってしまう。なんとなくわかる気がします。
バイクはとても便利です。ただし、運転の仕方を間違えれば大事故に繋がります。そんなこといわれなくても葉っぱ皆さんお分かりだと思います。
でも、忘れちゃうんです。
友達と遠出なんかして、ちょっと無理な運転をしてみたり。
学校にいくのに遅刻しそうで、少し荒い運転をしてみたり。
大丈夫、大丈夫。
今までも事故は起こさなかったんだから。
そのちょっとした気持ちが、大きな事故を引き起こします。
自分が怪我をするだけではなく、相手を巻き込む可能性もあります。
ぴっかぴかの新車。気持ちが上がるし「よーし、どこまで出かけようか」なんて夢が広がりますよね。でも、本当に運転には気を付けて。
少し今日は眠いな。⇒無理せず休んで。
遅刻しそうだ、スピードを上げよう。⇒遅れたって死にやしないよ。
友達より速く走ろう。⇒命まで削ることはないよ。
気を付けるにこしたことはないんです。
これから始まる夏休み、死ななきゃわからないなんて、そんな悲しいことが起こらないように。
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亡くなった彼のSNSに、納車したバイクの写真が投稿されています。それをみるたびに、色々なことを考えさせられます。
明日自分がまさか死ぬかもしれないなんて、よほどのことがなければ誰も想像しないと思います。
当たり前のように目が覚めて、当然のように一日を過ごす。それがどれほど奇跡なのか。身に染みて感じます。
この時期になると、『死』について考えさせられます。逆にこの季節にならないと深く考えないというのも愚かです。
私は仕事で保険を扱っています。毎日のようにどこかで事故が起こっています。自分事でとらえることがなかなかできないですが、パソコンの画面をみるたびに、こんなにも世の中で事故が起こっているのかと驚くばかりです。
事故は非日常の出来事ではありません。いつ、なにが起こるかなんて誰も予測ができないのです。加害者にも被害者にもなりうる可能性があります。
そんなことをいっても、気をつけようがない。そうかもしれません。しかし、少し意識をしておくだけで変わるはずです。
バイクの運転にご用心。二度とこんな悲劇が起こらないように。
いただいたサポートは野球の遠征費、カメラの維持費などに活用をさせていただきます。何を残せるか、私に何ができるかまだまだ模索中ですが、よろしくお願いします。