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ホンモノを食して、脳みそが広がった話。

枚方市駅の御座候前でおじいさんとおばあさんが口ゲンカ。察するに、2人で買った回転焼(今川焼)の白餡と黒餡を互いに間違えて食べてしまったことによる責任のなすりつけあいでした。

枚方コワーキングHOOP!管理人の中岡ごうです。先日、ジュニアさんに連れて行ってもらったイタリアンで脳みそが弾けたので書きます。

ジュニアさんからのお誘い。


5/2。HOOP!の壁の撤去作業が終わった頃、一本の電話が。愛すべきサッカー部の先輩であり、HOOP!のパートナーでもあるジュニアさんからでした。

ごう、enisiで晩飯食わんか?奥さん、子供も連れておいでー

早速、嫁さんに電話し家族でお邪魔することになりました。

枚方市駅の川原町にあるイタリアンレストランenisi。

かねてより「川原町のイタリアン」のことは、ジュニアさんとの会話で出てきていました。しかし「何食っても美味い!」というバカ舌の僕が行くには少々ハードルが高く、背伸びし過ぎなので行くことはないと考えていました。

一枚板にビビる。


川原町に到着。妻と娘と「どんなお店なんやろうなー」と話しながら向かっていると5分ほどで発見。

一枚板のテーブルに怖気付く

ドアを開け、店内に入り目についたのは一枚板のテーブル。軽く店内を見回したところ、目利きができない僕でも「相当、こだわってつくったお店やな」とわかるほどのお店でした。そして「これは絶対に美味い料理が出てくる」と確信しました。

カウンターを挟み、いそいそと動く大柄なオーナーシェフ(以下、佐藤さん)。お客さんから調理は丸見えなので、プレッシャーかかるだろうなと思いきや、そんなそぶりを全く見せることなく、手際よく堂々と料理をつくっていました。手を動かしつつ、ジュニアさんとの馴れ初めの話や、どんな志でこの店をオープンさせたのかなど、さまざまな話を伺いました。

僕らの腹と舌を見透かしてるシェフ。


いずれの料理も一言で言うと、「食ったことない味」。

僕みたいなバカ舌の人間が語るのは胸が痛いので省略しますが、出てくるのは過去に味わったことの無いような料理。しかも、適当なタイミングで出されるのではなく、僕らのお腹と舌を見透かして料理が出てくるといった不思議な感覚に襲われました

日本とイタリアを融合した料理とホームページには書かれていましたがこれは何と言うんでしょうか。和食でもあり、イタリアンでもある不思議な料理でした。「こんなん食ったことないけど、めちゃめちゃ美味いやんけ!」そんな感じでした。

食べながら広がっていく、僕の脳みそ。


enisiの料理は想像力が掻き立てられる。そんな形容があてはまります。ここからは完全なる僕の想像ですが、おそらく佐藤さんは、食材と会話ができるはず。食材と会話し、一番美味い料理にして出せる人なんでしょう。こんなチープな表現をすることが恥ずかしいくらい、すごい料理人でした。

そんなインクレディブルな料理ですから、食していると僕の脳みそは、どんどん広がっていく感覚です。うまく言えないのですが、元気が出るとかそういうことじゃなく、「俺はなんでもできる!こんなもんちゃうぞ!」と自信が湧き出てきたのでした。

枚方にはenisiがある。


enisiで未知なる料理を体験。その結果、枚方には、取り立てて代表するものは無いので俺が作るんや!」とか知った顔で言ってたあの時の僕を、ビンタしたい衝動にかられました。そして、「枚方にすごいのがあるぞ、enisiやぞ」とあのときの僕の耳元でささやいてやりたい。たった一食の晩飯でこんなにも刺激的な体験ができるなんて、思いもよらなかったです。

僕は枚方市民全員に言いたい。「枚方市外の誰かをもてなす時は、enisiに連れていけばいい」。

HOOP!とコラボ。


シンプルに感動したのでHOOP!と何かコラボできないか考えています。歴史街道でポップアップイベントをするも良し、五六市に出店するも良し。何かおもろいことを考えます。またご期待ください。

※enisiの画像はHPより拝借しています

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