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学生インターン東南アジアでホテル経営#Ep.3 死にかけたホテルを救え!? 〜衝撃の事実〜

状況が最悪だ。

何もかも事前にもらっていた資料・情報とは違う。

騙された。。。


大学4年の夏。
去年、ラオスのインターン先でお世話になった方から、
ホテルのマネジメントの話があるけどやってみる?という一通のメールが来た。

詳細を聞いてみると、
1泊5ドルでも、十分に収益はプラスになっているそうだ。
しかし、バングラディッシュ人オーナーはすぐにでも、手放したいそう。
が、投資家には見向きもされない現状。

収益予測も見せてもらった。
確かに、大きくはないが黒字だった。
これなら日本のホテルでアルバイトをしていた経験を活かして、
少し変えるだけでもっと収益をあげられる❗️
とそう思っていた。


甘かった。

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まず、
あれ?お客さんが全くいないぞ!?
確か10月は乾季で、収益予測には稼働率”100%”と書いてあったはず、、

すぐに宿泊台帳を見せてもらう。

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パスポート情報も控えてなければ、ファーストネームも手書き!?読めない、、
というか手書き!?
予約があったらどうするの???
→オーナーに聞いたところ電話もメールアドレスもないので「予約」というシステムはないそうだ(笑)

宿泊台帳にざっと目を通す。
これはかなりヤバい。
そう思った。

すべての手書き宿泊台帳の記録をExcelに打ち直し、

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悪い予感は的中した。

事前にもらっていた”稼働率100%”の収益予測と比較する。
10%ちょいしかない。

これはマズい。

1泊5ドルのホテルで、1ヶ月30ドルしか入って来てない。
月にして100ドルもない。
ホテルなのに、、、、、

収益予測を計算し直す。
 月4000ドルのマイナス。

この時点で、自分がしたある大きなミスに気づく、どっと冷や汗が吹き出る、、。

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