承認欲求
購入理由
承認ということに対して何か割り切れないものを持っている自分の中の何かが、この本を手に取らせたのだと思う。
簡単な内容について
承認には種類があり、優れた能力や業績を称えるという表の承認、規律や序列を守ることを重視し奥ゆかしさや陰徳を尊ぶ裏の承認などがある。
表の承認、裏の承認が日本社会ではどのような形で現れているかという話は非常に興味深いです。
自分について
後半の方で、京都での承認文化の話があるのだが、裏の承認が支配する地域ゆえ承認欲求が屈折した形で現れやすいというとのこと。
これには、京都人の私は思わず参ったなと、、、
褒められたいけど、褒められるのがこそばゆいので、褒められなくても平気みたいな感じで日々を生きている自分を彷彿させた!
そういえば前職の上司からも褒めるのが難しいというような話を受けた事もあるし、全くね。
カスタマーサクセスの仕事で役立てられる視点
SaaSサービスをチャーンする大きな理由の1つとして、推進者が離職してしまうというのがある。
推進者が離職してしまうと、情熱を持って推進してくれる人が次に現れるとは限らないし。
新たな推進者が現れても、引き継ぎがうまくいかなかったり、操作などが分からないで敬遠したままになってしまう事が多々ある。
そこで、推進者がなるべく離職しないように働きかける手段として、推進者の承認欲求を高めるという施策がサービス側からも打てる。
以前、他のSaaSサービスのカスタマーサクセスの方に教えてもらった中では、サービスのアワード(表彰式)などを開き、承認欲求を満たすというというのが凄く印象に残った。
今は、サポート時に経営層がいらっしゃる時に、推進者や関わる方をきちっと評価することが大事だということをお客様に訴求するに留まっているが、
今年は、もうちょっと具体的な施策を早めに打っていきたいと思う、今日この頃。
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