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ボイジャーは太陽系外に飛び出した今もずっと旅を続けている

1977年に打ち上げられたボイジャー1号は2022年1月15日現在、地球から233億1490万km以上離れたところにいます。地球からは光が到達するのに21時間36分以上かかる距離です。

NASA Voyager Mission Status

BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」という曲には
ボイジャー君がちらりと出てくる。

いまは寒い冬、
私は暖かい部屋のなかでひとり曲を聴いている。
ボイジャー君はいまでもはるか遠く、
ひとりぼっちで宇宙を旅している。

広い宇宙で誰にも会わず、距離を旅するボイジャー君。
部屋の中にいる私は、そうたいして動かないけれど
時間という旅をじりじりと毎日続けてる。

NASA Solar Sytem Interactive

遠く遠く離れた太陽系を俯瞰する、その景色は
まるで遠い昔の思い出を眺めるようだ。
距離を旅する君、時間を旅する私。

遠い宇宙に思いを馳せ、同じ孤独をじわりと味わえる。
そんな ”バスを待つ間のちょっとした時間” の歌に
心奪われてる今日この頃です。

BUMPの歌詞はどうしてこんなに良いんだろう!
って言いたいだけの記事に過ぎませんが、
良かったら聴いてみてください。

持て余した手を 自分ごとポケットに隠した
バスが来るまでの間のおまけみたいな時間
街が立てる生活の音に一人にされた
ガムと二人になろう 君の苦手だった味

だめだよ、と いいよ、とを 往復する信号機
止まったり動いたり同じようにしていても他人同士
元気でいるかな

この瞬間にどんな顔をしていただろう
一体どんな言葉をいくつ見つけただろう
ああ 君がここにいたら
君がここにいたら 話がしたいよ

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も
秒速10何キロだっけ ずっと旅を続けている
それの何がどうだというのか
わからないけど急に
自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

体と心のどっちにここまで
連れて来られたんだろう
どっちもくたびれているけど
平気さ お薬貰ったし
飲まないし

どうやったって戻れないのは一緒だよ
じゃあこういう事を思っているのも一緒がいい
肌を撫でた今の風が底の抜けた空が
あの日と似ているのに

抗いようもなく忘れながら生きているよ
ねぇ一体どんな言葉に僕ら出会っていたんだろう
鼻で愛想笑い綺麗事 夏の終わる匂い
まだ覚えているよ 話がしたいよ

今までのなんだかんだとか これからがどうとか
心からどうでもいいんだ そんな事は
いや どうでもってそりゃ言い過ぎかも
いや 言い過ぎだけど
そう言ってやりたいんだ
大丈夫 分かっている

ガムを紙にぺってして
バスが止まりドアが開く

BUMP OF CHICKEN「話がしたいよ」/ 作詞・作曲:藤原基央

この曲はなんだかB'zの曲を思わせるコードなんだな。

余談ですが、ボイジャー君はBUMPの5thアルバム
「orbital period」の最初の曲「voyager」と
最後の曲「flyby」でも出てきます。

これら2曲はアルバムのintro/outroなんだけれども、
それを繋ぐとこんな素敵になるのを見つけました。


最後に…

BUMP OF CHICKEN LIVE 2022
Silver Jubilee at Makuhari Messe 02/10-11
一般発売申し込んだけどハズれちゃったよ。

悲しいけどオミクロンの感染拡大でライブも危ういね。
どうか早く収まりますように…!

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