見出し画像

星を見ていた

星を見ていた
もうどうにもならない事ばかりで
夜になる前に
夕凪色の薄闇に光る天にある点を
悲しくもなく

起こる事を受け入れてしまう僕は
近くの大事な
砂漠の水のような大事な物を溢す
嗚呼と漏らし
天を仰いでも見えたのは星だけだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?