自動販売機

ピッピッピッ　ボタンを押してそのときなりたい自分になれたなら……
波があっても便利じゃなくても機械にはない良さがある
それがいいんだ。それでいいんだ。人間だから。

仕事からの帰り道、私は自動販売機のボタンを押しながらぼんやりと考えていた。
だけど現実にはそうはいかない。一日一日を過ごすのが精一杯。
一日を過ごせるのはありがたいことだとわかっていながらマイナスなことばかり思ってしまう自分がいる。このまま毎日が過ぎていくんだろうなと思っていた。

そんなときインターネットを検索していたら「note」という文字が目に留まった。調べていくうちにnoteの世界に引き込まれていく。文字を書くことが癒しになっている私にとっていつのまにかnoteではなく文字を書きたくなったらキーボードを打っていた。小さいころから文字を書くことが好きだった。どんな時も励まされ癒やされてきた。これからもずっとその思いは変わらないだろう。表現できる場所があることがこれからの私の歩む道を照らしてくれるだろう。機械じゃないから波があるのが自然だと思う。これからは波がある自分を怖がらず波にゆられながら歩んでいきたいと思う。

ピッピッピッ　ボタンを押してそのときなりたい自分になれたなら……
波があっても便利じゃなくても機械にはない良さがある
それがいいんだ。それでいいんだ。人間だから。