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#006 おたより泥棒と羽化不全おじさん☆

【この番組について】

『ちーがーうーだーろー!!このハゲェェエエ!!』
by. 豊田真由子元衆議院議員

豊田真由子氏のように吠えたくなることを私がぶった斬るPodcast番組。
「アラサーゲイの吠えたいラジオ」(以下吠えラジ)から第四回目の咆哮が配信されました。
これは、そのあとがき。是非、本編と合わせて読んでみてくださいね。

【オープニングトーク:おたより泥棒】

「おたより泥棒しまーす。」

これ、本当はコーナー化したかったんですけど、モラル的にどうなの?という、ものすごく僅かにある私の良心が痛んだのでコーナー化はやめました。
また、このおたより泥棒する際の前説については収録をし直していて、
もう少しお悩みの内容も具体性があり、もう少し特定しやすい内容になっていたので、炎上しやすそうな内容になっていたんですね。
なので、以下の3行にまとめています。

「恋愛がうまくいかない。」
「SNSのカップル投稿を見ると妬んでしまう」
「その結果自己嫌悪に陥る」

多分、これだけでも「あれ?これ私のあの番組じゃない?」とご本人様は気付かれるかもしれませんが、
敢えて嫌な言い方をしておりますが、どこにでもある内容です。
特別珍しいお悩みではありませんので、詮索はしないでください。

「逆にそういう自分って人間ぽくて可愛いな、どうしようもないところが愛おしいな、という風に僕は思います。」

妬んだりするのって当たり前の感情だと思うんです。
自然現象です。だって、自分が欲しいものを他人が持っているんだもの。
「僕もあれほしい!」って思うのは当然の感情です。
でもね、大人になるとそういう感情が「良くない」と思ってしまうんですよね。
子供のように素直に「あの子が持ってるやつ僕もほしい!」って言ってもいいんじゃないかな。
っていうか、それこそが人間らしさ、あなたらしさなので、別にその感情に対して嫌悪する必要はないし、自分の気持ちを愛してあげればいいんじゃないかと僕は思います。

「中にはSNSから離れたらいいんじゃない?っていうさ、嫌な言い方をしますけど、パンがなければお菓子を食べればいい理論をぶつけてくる人っていうのが絶対いるんですよ。」

これね!私大嫌いなんですよ!
ポッドキャストではここまではっきり嫌いです、とは表明しなかったんですが、大嫌いなんですよ!
配信者様もSNSと距離を置きなはれ、とは言っていなくて、やはりそれはあまり現実的ではないんですよね。
全然平気!って人ならそれでいいと思うんですけど、全員が全員そういうわけではない。パンがないからお菓子を食べることのできる人もいるかもしれないけど、お菓子すら食べられない人がいるから、この発言が本当に発されたかどうかは諸説ありますが炎上したわけです。
そういうことなのよ。だから容易く「SNSと距離を置けば?」というのはあまり優しくはない回答なんじゃないかな~と個人的には思うところであります。

「あくまでそれは手段であって本当の目的ではないんじゃないかしら?」

手段と目的って気付くと混同されていたり、気付かないうちに入れ替わったりしていることがあります。
それはこういった悩みでもそうですし、仕事においても同じことが言えます。
なので、時折立ち止まってしっかりと確認することも必要かもしれませんね。

「選ばれるためには自分も選ばなきゃいけないし、選ばれたい人に釣り合う努力をしなければいけない。」

私、小学生から中学生に上がるときに私立中学の受験をしたんです。
小学校の同級生に「オカマ」とからかわれるのがどうしてもいやで、
中学デビューがしたい気持ちから私立中学を受験していました。
緊張に負け切った結果、受験は不合格。
努力は報われず、頑張っていた姿を一番近くで見てくれていた母は、不合格であることを私に伝えるときに涙していましたし、私自身も母の胸の中で大泣きした記憶があります。
後日、母がお稽古事の先生に受験結果がうまくいかなかったことを申し伝えたところ、先生はこのようにおっしゃったそうです。

「こっちが頭を下げて『入学させてください』と伝え、それに見合うように努力もしてきたのに、それを拒否するような学校はこちらも選ぶ必要はありません」と。

目には目を、歯には歯を、のハンムラビ法典ではありませんが、
何事も選ばれる立場にある方が弱い立場であると勘違いしがちです。
ですが、当時の私も間違いなく選ぶ立場であったんですよね。
今だって同じ。「好きな人に選ばれる私」ではなく「私が選んだ人に選ばれる私」であるべきなんですよね。
この微妙なマインドの違い、うまく説明ができないのですが伝わりますでしょうか…。
「相手が選ぶんじゃない、選ぶのはいつだって私なんだ」というマインドは常に持っておきたいですね。

「この相談者さんも人に楽しさとか喜びみたいなものを提供出来るようになる努力をしてみたらどうかな?って思うんです。」

今、自分の辛い状況で目の前が覆われていると思うのですが、目を向けなければいけないのはその目の前の状況だけなのでしょうか?
視点をご自身の方に向けてみたらどう映るのでしょうか?
自信のないご自身は客観的に見て素敵に映りますか?
自信が持てないご自身をあなた自身は愛することができますか?
上記の問いすべてに自信をもってイエスと答えられないのであれば、まずは努力の方向を変えてみるのも一つなのかもしれませんよね。

今の自分が絶対ではありません。
ご自身のマインドはその気になればいつでも変えることは出来ます。
行動が変わらなくてもまずは今の意識を少し変えるだけで、明日の自分は今の自分と少し違うものになるかもしれませんね。

【マイ・ゲイアンセム】

今回ご紹介差し上げた楽曲は以下の楽曲。

私がこの曲と出会ったきっかけはThe Pussycat Dollsが最初でした。

The Pussycat Dollsの上記楽曲はもともとHush HushというI Will Surviveのサンプリング部分はなかったのですが、
後にDoll Domination 2.0というアルバムにてこのVersionが収録されました。
lyricを読む限りでは元々サンプリングするつもりで書いたんだろうな~というようなlyricでI Will Surviveの歌詞が綺麗につながるようになっていますね。

Hush Hush Hush Hushでサンプリングされたのは以下の部分。

At first I was afraid, I was petrified
最初は不安だった。自分を見失ったわ。
Kept thinkin' I could never live without you by my side
あんた無しで生きられないと思い詰めてた
But then I spent so many night thinkin' how you did me wrong
でもあんたが私にした仕打ちのことを考えたの
And I grew strong, and I learned how to get along
私は強くなったし、生きていく術を学んだわ。

自分を見失うような不安な状況。
誰かに支えてもらわないと今にも崩れてしまうような状況。
誰にだってあると思います。前述のおたより泥棒の相談者さんも、
不安で辛くてたまらないんだと思います。

でもどんな時だって立ち上がることは出来る。
人間生きていれば何度だって、どんな状況だってやり直すことができます。
死だけはどんなに覆すことが出来ないけれど、それ以外のことは覆すことは出来ます。
だからあきらめないで。自分を鼓舞して!戦って!

そんな想いから、今回のほえらじではマイ・ゲイアンセムを取り上げることにしました。

【いぬを。くんからのおたより】

「一緒に「おたより書くのって難しいよね~…」って話してた」

おたより書くの難しいよね…でも本当におたより上手で、
結びのお気遣いの言葉、ご自愛くださいとかご容赦ください、といった5点フレンズならではのキーワードが入っていて、さすがだな~!って関心していました。

「パチモンナンバー121、羽化不全おじさんです。」

羽化不全で検索すると虫さんの画像がわんさか出てきてしまうので、
虫が苦手な方は検索しない方がいいかもしれないですね。
羽化不全という言葉、実は私も存じ上げなかったのですが、
(典型的な文系人間なので理数科目は超苦手、虫は大嫌いな私です)
傷つきたくない、という気持ち、自分を守りたい気持ちをサナギに例えたかったんですね。そこから色々調べていくうちに羽化不全という現象に行き着き、サナギから成虫になることをお付き合いのスタートに例えて羽化不全おじさんと命名しました。

「いぬを。くんがもし告白をしていたら、多分1カ月くらい引っ張ったあとに付き合ってたんじゃないかなーって気がします。ていうか、私そういう経験したことあるから間違いないはず。」

はい。私この手のおじさん経験済みです。私行き会っております。
で、私はいぬを。くんのようにお利口さんではなかったので、告っております。1カ月程度引っ張られて結局数カ月以内にお互い不幸な結末を迎えております。
1カ月程度引っ張る理由は、1カ月ほど引っ張っても自分のことを変わらずに好きでいてくれるのか、と「本当に自分のことを好きなのか?一途に愛してくれるのか?」を試す期間なのですね。
ここにも「自分が傷つきたくない」想いが垣間見えます。

「いぬを。くんを支えたい、とか守ってあげたいとかっていう気持ちよりも自分が傷つきたくないっていう気持ちの方が強いから、絶対にお互いに幸せになることはできないでしょうね。」

私の姉は以下のようによく口にします。
「人間は誰しも自分が一番可愛いねん」と。
僕自身はこの発言に懐疑的なところがありますが、少なくともこの彼については「自分が一番可愛い人間」なのでしょう。
そこに愛はありません。片方が与えるだけの愛は必ず遅かれ早かれ終わりを迎えるものです。
だから、いぬを。くんが無駄な時間を過ごさなくて本当に良かったなと思うのです。

「いぬを。くんはねー本当色々応援したい子なんですよ。」

えぇ。私はいぬを。くんのことを何も知らないです。
分かったような口を利くんじゃねぇよ、といぬを。くんに一蹴されれば、
実際のところ私はぐぅの音も出ません。
でも本当に応援したいと思っている。Xで垣間見える仕事の悩みやリプライのやり取りでうかがえる人柄、私が知っている数少ないいぬを。くんの一面はとても素直で頑張り屋さんな子です。
noteやPodcastでお話しているように、私たちが認識できる他人の一面というのは本当にごくわずかで、本当に一部ではありますが、
でも私が見たいぬを。くんの一部だっていぬを。くんを形成する一面なのです。
だから、私は私の知っているいぬを。くんを応援したいと思う。
彼のがんばりが報われることを本気で願っている。恋愛にしても、仕事においても。
いぬを。くんに限らず、Xで絡んでくださるリスナーさんは皆さん本当に素敵なかたばかりなので、みんなが幸せであればいいな~と毎日陰ながら願っております。

かしこ。

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