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ことばの日、5歳おめでとう。

ことばの日を終えて

5月18日は「ことばの日」。
先日、無事に5年目を迎えることができました。

当日にnoteを書く余裕がなく、気づけば5月が終わろうとして
時間の流れるスピードに驚いています。
毎日があっという間。濃密でとてもありがたい日々を送っています。

今年は休日に「ことばの日」を迎え、はじめて当日にお祝いすることができました。今までは「ことばの日」当日は平日であったため、前日の土日にイベントを行い記念日を事前に知ってもらった上で当日を迎えてもらえるような活動をしていました。
例年、「ことばの日」当日を迎えるまでにイベントは終了していたので、カウントダウンしながら楽しみに待つ時間や当日ことばの日に関するSNSの投稿を見たりしながら楽しんでいました。
5年目の節目を迎えた今年は、SNSを見る時間がない、気づけば日付を超えて、心地よい脱力感を感じながらことばの日が終わっていました。達成感は翌日じわじわと込み上げてきました。

当日のイベントでは足を運んでくださった方と一緒に「ことばの日」をお祝いし、ことばを交わしゆっくりとした時間を過ごすことができました。

言祝と書いて”ことほぐ”。
5年間の自分自身を振り返り、その中で出会った自分の心がほぐれた瞬間について会話の中で掘り下げ、そのとき印象的だったことばを展示しました。
展示で飾られていることばを見ながら、来場者の方自身がどのような5年間を過ごしていたのか話を聞く大切な時間を過ごしました。

記念日づくりは、文化づくり。
続けることの難しさを感じつつも、細々とでもいいから自分たちのことばで伝え続けていくことの大切さを実感した1日でもありました。

イベントには、言葉の企画受講生(=企画生)同期が会いにきてくれたり、違う代の企画生の再会の場所になっていたり、はじめましての方や懐かしいお世話になった方々など直接お会いして一緒におめでとうとお祝いすることができとても幸せな時間でした。

また「ことばの日」をきっかけに声をかけてくれた方もいました。

言葉の企画2020の企画生もりはる。今回、ことばの日5年目にあたり彼女が所属するLovegraphの企画と何か関わりを持ってできないかと相談してくれました。彼女はことばの日2年目のお祝いイベントで司会を務めてくれてから毎年関わろうと積極的に動いてくれるありがたい存在です。企画生の先輩を手伝う、というスタンスではなく、「わたし、こんなことがしたいです!」と企画仲間として対等に話し合い準備を進め、当日を迎えられたことが嬉しかったです。

熊本県にある菊池市立図書館のご担当者様からご連絡いただき本棚に『ことばの日』コーナーをつくっていただきました。たまたまカレンダーで見つけてその後ことばの日について調べて、お問合せいただきこのような形が実現しました。「本日は、お日柄もよく」は私も好きな本で飾っていただくことができました!

他にも当日会えなくても連絡をくれて、「カーナビから今日はことばの日とお知らせが流れてきたよ」と教えてくれた方もいました。

この5年間で少しずつ日常に馴染む記念日になっているのでは…?と思うと嬉しいです。

5年間いろいろなことがありましたが、振り返ってみると
「あぁ、続けてよかったな」と思い、また新たな5年後はどうなっているかなと未来のことばの日を楽しみにしている自分がいました。

5年間、ひとつの節目です。
いっしょに「ことばの日」を育ててくださったみなさま本当にありがとうございました!次は10年を目指してがんばります!

これからも「ことばの日」をよろしくお願いいたします。


5年間の記録のまとめです。興味のある方はぜひご覧ください。

5月18日は、「ことばの日」

2019年10月5日に正式に記念日の認定登録されてから、ついに5年が経ちました。ことばの日は、横浜みなとみらいにある「BUKATSUDO」で開催された連続講座「言葉の企画2019」の企画生(受講生)たちによって制定された記念日です。

日付は5と10と8で「こ・と・ば」の語呂合わせですが、
その目的は「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人が通じ合えることに感謝し、「ことば」で暮らしをより豊かにすることです。

「ことばの日」の由来と目的

「一生忘れられない経験を企画してください」

5年前の5月18日、講座の初日。
一生忘れられない経験を企画するという宿題に対し、
「ことばの日という記念日をつくろう」という企画書を提出。

当時の企画書を抜粋したものがこちら。
(企画書をつくる、ということもはじめてだったな。)

忘れられない=思い出せると再定義。
思い出せる=記念日にすると考えた。
日本記念日協会のHPを検索。
当時、5月18日・ことばの日は登録されていなかった。
ネット上には制定者不明の「言葉の日:言葉を正しく使う日」と出てきた。
「ことばの日」として再定義して登録したいと考えた。

日本に記念日をつくるなんて、やってみたことないし、そもそもできるものとも思ってもいなかった。初回講座で発表後、有志で集まった50名のメンバーと「ことばの日をつくろうプロジェクト」としての活動が講座と並行してはじまった。

記念日をつくる過程を残すことで、いつか興味をもって調べてくれた人に
どのような想いで「ことばの日」がつくられたのか知るひとつの手段としてnoteで記録を残していった。

ことばの日ができるまで

そのnoteはこちら。

2020年 

「はじめまして、ことばの日です」

コロナによりオフラインでのイベントができず、はじめてのイベントはオンラインで実施することに。ZOOMにも慣れていない中、約2時間ぶっ通しのオンラインイベントを開催。(今思えば集中力も続かない長丁場企画だ・・・)

・言葉の企画 ことばの日特別編/「企画でメシを食っていく」主宰 阿部広太郎さんを講師にお招きし特別編講座を実施!
・記念日の作り方講座/ことばの日 記念日制定チーム
・ことばの日ラジオ

2020年企画内容


2020年、イベントに参加いただいた方々のnoteを集めたマガジン。
初めてのイベントはどきどきで不安いっぱいでしたが、一人ひとりのnoteを見て、画面越しの相手に届いていることに安心した。

2021年

ことばの日制定記念祭

2年目も阿部広太郎さんをお招きして、言葉の企画ことばの日特別編講座を実施。出演者がオフライン、参加者をオンラインというハイブリット式で開催。

ことばの日はどんな日?か再解釈するワークを実施。
この時、わたしは「第2のお正月」と答えていた。

自分の中では「ことばの日」は実家のようなもの。一年に一回集まる日というイメージがあり、昨年、「ことばの日、おめでとう!」と言葉を贈りあったのが「お正月みたいだな」と思った。お正月は、人と人が集まって近況報告をし合う機会で、一年の抱負を立てて決意をする日。ことばの日も「今年はどんな言葉を使おう」とか「どんな人間になりたいか」を言葉にして宣言する日になればいいな。

「第2のお正月」と答えた理由

1年に1回、再会する場がある、実家のようなあたたかさを人の縁でつくっていけたらいいなと思う。

2022年

はじめてのリアルイベントを隅田公園で開催。

墨田区で出会った新しい仲間に協力してもらいイベントを開催することができた。2020、2021年のオンラインのイベントに参加してくれていた方とリアルでお会いできる機会にもなりとても嬉しかった。それと同時にリアルだけでなくオンラインで会えない人とも繋がれる企画を何かしたいという次への想いも生まれた。

2023年

オフラインでも、オンラインでも。どっちも欲張りたい。

4年目は今振り返るとオンラインもオフラインも欲張り盛りだくさんだったなと思う。

茨城県結城市で開催される街中音楽祭結いのおとにて「結いフォト」を開催。1人1台チェキを持って街を探索し、10枚の中から1枚印象に残った写真をタイトルと撮っている時の気持ちを記載し参加者同士で見せ合った。Instagramのストーリーのアナログ版のような感じ。同じ街を歩いても心が動く瞬間や切り取りたい(思い出に残したい)と思う瞬間の違いを知れて面白かった。

リアルイベントでは、自分自身に手紙を贈るワークショップを開催。
オンライン企画では、noteで自主お題企画を募集した。
「#忘れられないことば」で多くの方が参加してくださった。

音声企画。ことばの日ラジオを、同期のユースケさんが企画し、パーソナリティをさきちゃんが務め全10回のラジオ企画を実施した。
ことばの日の過ごし方や個人の想いなどを知れてよかった。

2024年

noteの冒頭部分に記載。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また来年、「ことばの日」でお会いしましょう。


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