ことばの日、2歳おめでとう。
5月18日は、ことばの日。
私にとって大切な記念日です。
2019年、コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する
連続講座「言葉の企画」に参加しました。
この講座では、半年間仲間と一緒に言葉と企画について学びます。
第1回目の課題テーマ、「講義内にできる一生忘れられない経験を企画してください」この課題から「ことばの日をつくろう」という企画が生まれ、有志メンバーでつくった記念日です。
今年、ことばの日は制定1周年を迎えます。
ひとりでも多くの方に「ことばの日」について知ってもらい、一緒に5月18日を迎えたい想いから、
5月16日(日)に『ことばの日制定1周年記念祭』オンラインイベントを開催しました!
たくさんの方に参加いただき、とても嬉しかったです。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
また、裏方の見えないところでたくさんのメンバーのサポートがあり安心して進めることができました。みんなありがとう!
イベントでは講義とワークショップを行い、
参加者のみなさんと「自分の仕事」と「ことばの日」についての解釈を考えました。
「ことばの日」について、参加者みなさんの様々な解釈をコメント欄で拝見し、イベント終了後も解釈について考えていました。
わたしにとっての「ことばの日」の解釈は
ひとつにまとめられませんでした。
ことばの日の解釈について言葉にすることは、
これからの自分にとって大切にしたいことです。
そして、ことばの日に関わってくれるみんなへの想いや
どんな存在でありたいかなど、いろいろな要素が混ざっていて、一言では、表現できそうにありません。
昨日のワークショップで私は、ことばの日の解釈を
「第2のお正月」と表現しました。
少し緊張してうまく話せなかったので、どんな思いでその解釈にいたったのか、他の「ことばの日」の解釈とあわせてnoteにまとめたいと思います!
一生忘れられない経験を企画する日
そもそも、ことばの日はこの問いから生まれた答えです。だから、「ことばの日とは?」の問いへの答えのひとつに、一生忘れられない経験を企画する日もあるんじゃないかなと思いました。
ことばの日をどんな風に過ごしてもらいたいか?
どうすれば、ことばの日の想いが一人でも多くの人に伝わるのか?
「ことばの日」を通して考えているけど
土台にある想いは、自分たちや参加する人にとっての「一生忘れられない経験を企画」しているんじゃないかと気づきました。
当時の企画書を見返してみると、こんなことが書いてありました。
昨日のオンラインイベントで、メンバー・参加者のみなさんと一緒に、それぞれのことばの解釈について共有する時間がとても楽しかったです。
「ことば」に興味関心を持つ人たちと「ことばの日」に出会い、集まること自体が、忘れられない経験・思い出となっていくのではないかなと思いました。
そして、ことばの日をきっかけに繋がりが増えていく中で、いろんな過ごし方(ことばの日の企画)が生まれていくと楽しいなと思いました。
きっかけをつくる日
母の日、バレンタインデー、結婚記念日
私たちの生活には記念日を大切にする文化があります。
普段なかなか口に出せない想いを伝えるきっかけ。
今まで伝えたかった気持ちを、相手に伝わるように言葉を選んで自分なりの方法で表現する心のこもった1日。
ことばの日は、
人とのつながりを感じて温かい気持ちになる記念日だと思います。
「今日は記念日だから」
誰かにとって、5月18日が勇気を出す1日になるといいな。
きっと、大丈夫。
過去の自分から、未来への自分にエールを贈る日。
本音を言葉にすることが、ときどき怖くなることがあります。
大切な相手への想いだからこそ、
うまく伝えたいと力が入るし、緊張して言い忘れて「あ”〜」と悔やんだり
こんなこと言って引かれたらどうしようと傷つくことを避けたくて、伝えることすらあきらめてしまったり。
自分にとって大事な気持ちだからこそ、
否定された時に立ち直れない気がして、自然と気持ちに蓋をしていたことがよくありました。
でも、本音から目を逸らすことは少しずつ自分にとって苦しいものになったり、だんだん本当の自分の気持ちがわからなくなっていきました。
ことばの日をつくる過程で、
自分の気持ちをたくさん言葉で表現する機会がありました。
しのちゃんは素直だよね!と言われることが多いけど、はじめはそんなことなくて。みんなに自分の気持ちを伝えるのは、どう思われるか怖くてどう振る舞えばいいか悩んでいました。
あとは、もしも間違えちゃったら、ごめんねって謝って伝わるまで伝え続けようと思いました。伝えてみたら、自分の想像とは違う結果でした。
それでもまだまだやっぱり、
本音を伝える時は勇気がいるし緊張するけど
過去大丈夫だった経験を思い出し、これからの自分にも大丈夫だよと言い続けてあげるためにも、ことばの日は自分の気持ちを素直に伝えてみることを大切にする日にしたいなと思うのです。
手間を愛す日
いつだか、阿部さんに
「手間を愛す人だよね」といっていただき嬉しかったことばです。
自分では手間だと思っていないことも多いのですが、
ちょっと面倒だなと思うものと向き合う時に
この言葉が頭に浮かびます。
手間を愛する人でいよう。
自分のありたい姿を再認識することばの日です。
第二のお正月
ことばの日を通して、出会った人たちと迎えることばの日は第二のお正月のような1日になったらいいなぁと思うのです。
わたしにとっての「ことばの日」の存在は
自由なファミリー。実家。のイメージなんです。
年齢も職業もバラバラのメンバーでつくった、ことばの日。
最初から大事にしてきたことは、
「みんなで楽しむこと」「誰もおいてきぼりにしないこと」。
言葉にするのは簡単でも、実際はできているのかどうか、難しいからこそ言葉でみんなに伝え続けることに悩むこともありました。
みんなそれぞれの人生があって、いろんなタイミングがあって参加したくてもなかなか関われないこともある。
きっと年数を重ねていくごとに、
みんなのライフステージも変わっていくし
今までの関わり方も変化してくるはず。
「今年は思うように参加できなくてごめん」
何人かからいわれた言葉。
ごめんって言わせてごめんって思う。
申し訳ないなと思ってほしくなくて
言い始めたのが「実家みたいな感じでいいんだよ」でした。
私は北海道出身なので、
今はコロナの影響でなかなか帰省ができません。
毎年お正月とお盆に帰省して、
親戚のみんなと集まって、
BBQやビンゴ大会をして、たまに会うみんなとわいわい近況報告する時間が楽しみでしたが今はなかなかそうもいきません。
コロナの前も、仕事で忙しくどうしてもタイミングが合わず
集まりに参加できないことが多く
家族LINEでは楽しそうな写真が送られてきて
うらやましさと、さみしさを感じてLINEを未読状態にすることもありました。
家族からは
しのも帰ってきたらおいしいごはん一緒に食べようね!
元気に楽しくやってるのが、一番うれしいよ。お互いがんばろうね。
会えなくても会える日を待っているよといつもメッセージをくれました。
覚えて待ってくれている存在がいると、嬉しいし
いつでも帰りたい時に帰ってきていいよといってくれる場所があることが
わたしにとって心の拠り所になっていました。
そんな第2の実家のような存在に、
ことばの日もなったらいいなぁと思うのです。
お互い好きなこと興味があること、熱中したいこと、
みんなそれぞれが、それぞれの場所で楽しんで、
1年に1回集って、あんなことがあったよと楽しい話を聞かせてほしい。
ちょっと疲れてへろへろになったら
いつでも帰ってきて、ゆっくり休んでいきなよ。
話したくなかったら隣でコーヒーを淹れてぼーっと時間過ごすのに付き合うし、聞いて欲しくなったら今までの溜まってた分の話をたくさん聞かせてほしいな。
そして、少しずつ新しい家族・親戚が増えていくと
どんどん賑やかになって楽しそうだよね。
今年は言葉の企画2020のみんなが
イベントを一緒に盛り上げてくれてとても嬉しかったです。
2020企画生の中には、
昨年のことばの日オンラインイベントがきっかけで
言葉の企画に参加した方もいるみたいで、
ことばの日を知ってくれていてすごく嬉しくて
今回イベントを一緒につくりあげてくれたこと
こうして記念日が育っていくのかなと嬉しかった。
そしてイベント終了時点からは、
今回、新しく参加してくださった方が、
明日もことばの日楽しみましょう!といってくださり
新しい仲間がさっそく増えたような気持ちになり、とても嬉しかったです。
どんどん親戚が増えて、
お正月に集まるように、
みんなで「ことばの日、おめでとう!」って
毎年祝っていく楽しい日になるといいな。
(いつか祝日になったら、おもしろいなぁ。なんて夢見てます)
ことばの日は、今年で制定されて1年を迎えます。
どんな1日になるかな。
ことばの解釈が人それぞれにあるように、
ことばの日の過ごし方も自由です。
みなさんの過ごし方、ぜひ教えてください。
『#ことばの日』から、会いにいきます^^
今年のことばの日も、みなさんのおかげで
忘れられない1日になりそうです。
ことばの日、おめでとう。
みなさん今年もよろしくね。
立山 紫野
🌷2021年5月16日(日)に行った「ことばの日制定1周年記念祭」をYouTubeで生配信しました。初めての方も、もう一回見たい!という方もぜひ。
✍️はじめての、ことばの日noteはこちら!
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