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友だちと中華屋でノミの話をしたら、今年のキーワードになった話。

土曜日のお昼、曳舟にある中華屋さんに行った。
以前行った時はお店がいっぱいで入れず、リベンジを狙っていたので
今回はスムーズに入れて嬉しかった。

友人はランチのCセットを頼み、私は豚の角煮定食を頼んだ。
付け合せのザーサイをポリポリ食べながらお互いの最近の話をした。

私は会社のメンバーが全体定例で発表していた「ノミの話」が忘れられず
まだお互い食事中なのに、つい話してしまった。

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iCAREでは毎週の全社定例で「今週のCREDO・Value自慢・共有」する時間がある。クジや指名で発表者とテーマが決まり、テーマに沿って体現している人を紹介する。

私が印象的に残っている「ノミの話」とは、このCREDO・Value自慢の時間に「自分にフタをしていないか?」のテーマで発表者の賴岡さんが話していたエピソードだ。

自分にフタをしていないか?
 自分が決めた目標や限界から、もう一歩前に進んでみる。
 その一歩で得られる挑戦と失敗を、プロとして楽しんでいこう。

iCARE CREDO(行動指針)


自分にフタをすることで、自分自身にどのようなデメリットがあるのか?
噛み砕いて考え直し、「ノミのジャンプ力」について紹介してくれた。

ノミは体長の60倍の高さ、100倍の距離の跳躍力。

MAX60cm飛べる性質を持つらしい。高さ10cmのコップでフタをした場合、
コップの中でしかジャンプできないノミは、自分の飛べる限界を知る。
コップを外しても10cmしか飛ぶことができなくなる。
フタをすることの自分自身の最大のデメリット。

10cmしか飛べなくなったノミが、また飛べるようになる方法がある。
仲間が60cm飛んでいる姿を見ることで自分も60cm飛べるようになった。

ノミのジャンプ力の話


この話を聞いて、稲盛和夫さんの「能力を未来進行形でとらえる」という好きな言葉も思い出した。

新しいチャレンジへの一歩は、その先が未知で怖いと感じることもあるが、周りの先輩が「10%でも成功すればOK!」と声に出して伝えてくれたおかげで、まずはやってみるという行動を少しずつできるようになった。

ノミのジャンプ力の話と重ねて考えると、

その先輩は、私が自らフタをしそうになったとき、フタする必要ないよと止めてくれた。少しずつ飛ぶ様子を近くで見守り、飛んだ高さではなく、飛ぶと決めたこと自体を褒めてくれた。

飛び方や飛ぶためのマインドを身近で学び吸収し、切磋琢磨できる関係があることはとてもありがたい。


自分自身にフタをしない勇気を持つことも大切にしたいが、
周りの仲間や自分の大切な人たちのフタを外す勇気を応援できる人でもありたいと思った。

ノミのジャンプ力の話を聞き、自分の今までの体験と合わせた気づきから
改めてiCAREの「自分にフタをしていないか?」は、自分を鼓舞する良い言葉だなぁと思った。

そしてこの話を誰かにしたくなり、中華を食べながら友人に
iCAREのCredoの話とノミのジャンプ力の話をしたところ、
ノミの話がわかりやすい!と、フタをすることについて会話が盛り上がった。

食事が終わった後、蔵前にあるKakimoriさんへ
オーダーノートをつくりに行った。
表紙・裏表紙、中紙、リングなど自分の好きなものを選ぶ。

友人がお金を払うギリギリのタイミングで、
「やっぱり裏表紙変えてもいいですか!」と色を選び直していた。

そのときに、友人が
『「自分にフタをしていないか?」がよぎって好きな色選んだ!』と言った。

iCAREのCredoが広がり、日常の行動の選択を後押しいている様子を実際に見れたことに感動した。
食事中だったけど、ノミの話をしてよかったと思った。

帰り道のLINEで、フタしないで背表紙選んでよかったねと連絡すると
嬉しい返事が返ってきた。

・自分にフタしないってのをあの日聞いたのは良いタイミングだった。
今年のキーワードになりそう!
・直感は大事にしたいから、頭ではなく心で感じたことを選べて満足^^

友人からのLINE


後日、別の友人にもノミの話と、その話をしたことで友人の行動が変わって嬉しかった話をしたところ更に広がりがあった。

「いい話を聞けてとても嬉しい。その話、ラジオでしてもいいですか?」

誰かに話したくなるノミのジャンプ力の話が、どんどん広がり
自分にフタをしない人が増えると嬉しいなと思う。

思わぬ広がりが嬉しくて、シェアする気持ちでこのnoteを書きました。

何か踏み出すことに迷ったり、少し怖くなったときに
自分にフタをしていないか?」の言葉を思い出してもらえますように。

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