だいたい全員が褒めて伸びるタイプ
私、褒めて伸びるタイプなんですってよく聞くけど
皆だいたいそうじゃないですか?と思っている前川です。
近頃個人的に重要だなと思うのが、
この「褒め褒めの文化」。
人には「重要人物でありたい」「気にかけてほしい」「承認されたい」という欲求があります。
子どものころから「ねぇきいて!」と構ってほしかったわけですが、
大人になってその欲求を多少抑えることは出来るようになっても、
人間そのものの根源的欲求に「自己重要感」は含まれます。
だから、人は本来褒められるとうれしいもの。
褒めることで「あなたはすごい」「ステキ」と相手を承認し、あなたは重要な人なんですよ〜と伝えることができます。
ほめられまち
赤ちゃんのころは生きてるだけで褒められ、
子どものころはちょっとなにかできるだけで褒められ、
全力で甘えさせてもらってきた人が多いかなと思います。
ところが、それが大人になって少なくなってしまい、
素直に受け取ることが難しくなってしまうのがこの「褒める」ということ。
人によっては褒めたときにとっさに「そんなことないです」「よいしょしすぎですよ!」と打ち消してしまったり、
「おしゃれですね」に「でも2000円なんです」と品質そんなに良くないアピールをしてしまったり、
「がんばったね」に「いや全然自分の力及ばずでして…」と謙虚なつもりの否定言葉を言ってしまう。
これはおそらく日本人の「謙虚こそ美徳」とされてきた文化から来ていて
お互いに、現代ではちょっともったいないことです。
だって褒めた方は受け取ってもらえないわけですからモヤッとしてしまいますし、
褒められた方も認めてないわけですから「こんないいとこある自分」ってのを信じられていない。
褒められるほどのことはしてないんですが…これでいいんでしょうか…
だから、褒めることにも、褒められることにもまずは慣れていく練習が必要なんじゃないかなと思います。
ちょっとしたことで「すごいじゃん!」「天才じゃない?」「なんでそんな上手なの?」とどんどん褒めて、褒められる方も「でしょ〜〜」とニヤニヤしておく。
その方が、日本人の心の健康やモチベーション維持には効果的な気がします。
時代は変わるもので、今は謙虚がヨシとされる風潮でも無い気がします。
ちなみに時代が変わったと言えば。
私は「五黄の寅」だそうです。
干支の寅年(正義感・信念)と、九星気学の五黄土星(リーダー)というやつが重なっている世代。
36年に1回巡ってくる五黄の寅年生まれは気が強いと言われ、この年に女子が産まれることを忌む俗習まであるそうです。
謙虚が美徳の時代に生まれていたら、生きづらかったでしょう笑
時代が変わってくれたことに感謝です笑
とは言っても最初は褒め方もわからないもの。
まずは褒めてくれる人、褒め合う人を1人以上つくりましょう。
その人について、とことん褒めてみる。
褒めようと思ったらいいところを見ようとアンテナを張るはずです。
あれ、髪切ったかな?とか
上着の色さわやかだなとか
前より話し方が前向きになったなとか、
なんでもいいので変化に気づくように意識してみる。
そうすると、だんだんと自然に、いいところを見つけるのが造作もなくなってきます。
そして、褒められる方も受け入れると決めること。
照れて謙遜したくなるかもしれませんが、まずは「ありがとう」と受け取りましょう。
褒め言葉はプレゼント。
贈ったり贈られたりすることで嬉しくなるし
「え〜〜〜〜〜じゃあもうちょっとがんばっちゃおっかな」と次の一歩も踏み出しやすくなります。
慣れないうちは同志をつくるのが一番です。
一緒にがんばろう
今日から「褒める」、ちょっと意識してみましょう。
新しい気付きがあるはず。
本日もありがとうございます。
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