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共感と目線

去年フットサル帰りのデニーズ前の平地で転んで半年くらい人生初の捻挫をしていた前川です。
よく「フットサルで捻挫したんですか?」ときかれて曖昧に笑っています。

note更新が昨日で32日連続となりました。
昔ゲーム実況やったときの1ヶ月を突破した計算です。やっぱり自分は1人でコツコツ文章あげるのが得意なのかもしれません…!

さて本日は、共感と目線合わせるのは両方必要だよねってお話です。


私は子どものころは真面目寄りだったので、
結構色んなことにピンチを感じてきました。


▼小学校時代
家庭科で明日卵1パックをもってこいと言われていたのに親に伝え忘れていたことに夜になってから気づき、
「1人だけ忘れたと衆目にさらされるなんて耐えられない。こうなったら明日学校を休むしかない」という思考に至った結果、
フローリングで寝て一生懸命体を冷やしてみたり(翌日ゴリゴリ元気で衆目にさらされました)。
また、「終わりの会」という、一日の最後にクラスメイトがやったことをみんなの前で吊るし上げるという悪夢のようなホームルームがあったのですが
そこで被疑者にならないかが恐怖でした(ちょいちょいなりました)。
誰かを褒めてもいいのですがだいたいこういう場って告発になるわけです。
「◎◎さんが△△さんの悪口を言っていたので良くないと思いまーす!」みたいなアレです。

▼中学時代
マラソン大会があることに心の底から絶望するも、サボったりビリになって目立つ勇気がないのでゼーハーいいながらビリから2番目を死守していたり
(大体こういうときは風邪をひけない)
英語の勉強に飽きてニューホライズンのグリーン先生に落書きしていたら先生に怒られて「ハッ!!!!」ってなったりしていました。
プールの授業があるのも、泳げない私にとってはSEKAI NO OWARIでした。

▼高校時代
ノリで入った弓道部の先輩にめちゃくちゃ怒られてました。
今思えばなんでかよくわからないことで。
関係ないですが弓の弦に巻く黄色のサラサラ紐をメアリーと呼んでいました。
そして部内恋愛禁止だったのに1組が付き合い始め、終わりのない会議が何時間も続きました(当時は大変だったが今思い返すと心底どうでもいい)。
数学の小テストで初めて追試になり優等生終わったと絶望しました(数カ月後には慣れて平気で数学研究室に行くようにになりました)。

▼会社員時代
長野だったでしょうか、他社外勤さんが行くアポを外勤経験と土地勘なさすぎて南北べらぼうに離れた位置で取ってしまい、上司にはちゃめちゃに怒られました。
電話先のお客さんからNoを強めにくらったときは、はじめはメンタルにきました。

さて一つ一つ、当時は青ざめるくらい慌てたことを覚えていますが、
今思い出してみると屁でもないようなカワイイ事象に過ぎません。
(今、当時の上司にはちゃめちゃに怒られても「すいません」と言いながら頭の中で40回は揚げ足を取ると思います)
っていうか、ゾッとした経験はたくさんあるはずなのに、いざ思い返すと大半を忘れていて、そんなに出てきませんでした。
人は成長すると、ぴよぴよだった以前のステージのことはなんでもなくなるようです。

ということは今慌ててるすべてのことも、
5年後10年後には微笑ましい失敗談とか、思い出とか、記憶にすら残ってないぜって過去になっているのかもしれません。


だから私たち大人が若手にできることの一つは、
「あーあるある!大丈夫だから!」って思いっきり共感して、笑い飛ばしてあげられることです。
私もこれをやってもらって「えっ!よくあるんや!」「じゃあ大丈夫かも」とかなり救われてきました。
それを今度は後輩にやってあげる番です。
そのためにも大人は色んなチャレンジをして失敗をしてなきゃいけません。
経験のないことは語れないのですから。


そして私たち大人が忘れてはいけないのが、
「そのときはそのときで、ドキドキしたりゾッとするんだぞ」という等身大の経験です。
カラッと笑い飛ばすのは大事です。でも「そんな些末なこと気にしてんだ?」と鼻で笑うことではありません。
「自分もあったけど、そのときは相当焦ったー!!!」って気持ちでいること。上からではなく目線を合わせること。
その人に取って大変なのは「今」だからです。
卵を忘れた小学生にとっては、今その絶望は海より深いのです。
(もちろん個人差があって、同じクラスのMくんは忘れ物は物ともせず、家ではセーラームーンの変身して一瞬だけ裸になるシーンだけを見ているとまことしやかに噂になっていましたが彼は今も元気だろうか。いいやつでした)


共感すること。
目線を合わせること。
明るい未来が待ってるんだぞ、と断言すること。
これは仕事をしてリーダーをやる面でも、大人として後発に語る面でも、重要です。

そして自分自身もいつまでも新しいチャレンジをしてレベルアップして自分も肝を冷やし続けることとします。
新しい世界を目指して。

本日もありがとうございます。

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