見出し画像

はたらき方

本日のnoteです。

たまにYoutubeでしくじり先生を見るのですが
本日はある芸人さんが有名になったきっかけの一つとして
「noteで書いた寸評が実に好評だった」というエピソードを見かけました。

noteに関してはしばらく前から聞いたことがあり、かつ「よくわからない」でそれから最近まで触ってなかったのですが、その間にもうまく活用し始めた人がいるんだな、と改めて実感。
やっぱり新しいものに興味を持って、「早く知る」「早く使いこなす」のは意識的にやっていかないとな〜〜と思いました。

新しいことと聞いて一番に思い出すのが、
私が新卒でIT営業をやっていたころのエピソードです。

当時高校3年まで何をやりたいか色々模索した結果これというものが見つからず、とりあえずは選択肢が多そうと上京してきて(むしろ「目標ある人になりたい」「よくわからんが活躍したい」「それにはどっかの企業で出世か?」くらい)
就職フェアで出会った某社に入れたのが社会人生活の始まりでした。
相談できる同郷の知人もおらず、基準とする過去の就業経験も当たり前ながら無い。
何がベストかわからず、入れたので頑張ろうというのが最初の思いでした。

そして入社後しばらくして始まったのが終電までの残業生活と、手取り16万円代の生活。
がんばってがんばって、そんな生活が3-4年は続きました。

そして毎日頑張っているんだけど何に向かっているのかわからなくて、壁にぶち当たっている感覚がずっと続いていて、思いついたのは
「本当の自分のしごと、働き方を見つけよう」ということ。
何度も直面した「自分のベスト」探しは、結局一度回避したところで、何年経ってもやっぱりやってくるのです。
しかし新卒としての就活のときとは更に状況が変わります。たまに転職サイトを見つけて色々探すも目新しい部署はすべてNG、来るのは従来通りのITかコールセンターのオファーのみ。。。

20代前半にして、1社目の分野がここまで影響するのかという衝撃と、もう人生の選択肢は限られてしまうのかという焦燥感がありました。

そんな私に転機が訪れるのは24歳の終わりのこと。
一つは恩師との出会い(これはまたいずれ書けたらと思います)。
もう一つは入社してきたある派遣社員さんたちとの出会い。

ある日入社してきた2人の派遣社員がいたのですが、2人とも20代後半の男性。
今でこそ男性で派遣社員なんて珍しくありませんが、10年前当時、かつ私の発想では「20代後半なのに正社員じゃないなんて、この人達は一体どうして将来が不安じゃないの?」ということが非常に気になりました。
しかも仕事が得意じゃない、なんていうなら納得ですがその2人ともが営業成績が良かったので、なおさら不思議でたまりませんでした。

そしてその不思議は2人が派遣期間を終え退社されたあとにわかることになりました。


私はその後恩師や、尊敬する祖父が経営をやっていたことも一因となり、とはいえ公務員の両親からは反対を受けながら自分でまさかの起業をするのですが、、、

起業している人同士で意見交換する場に参加していくうち、
なんとその元派遣社員のお2人にそれぞれ遭遇したのです!

なんのことはない、私が「派遣=正社員になれない人がなるもの」と思い込んでいた小さな常識の世界は、
彼らが「派遣=夢を叶えるための通過ステージ」だったとそこでようやく理解が及び、まさしくパラダイムシフトを経験することになりました。

それから10年弱、現代はSNSが普及し、色んな社長や独立した人、フリーランスのメッセージが世の中にあふれ、20代前半や学生時代になにかを興している人が珍しくなくなってきたのを肌で感じます。
結果、今でこそ独立は当たり前の考え方として普及してきました。


当時のあの2人は、「新しい仕事の仕方」に気づいて、先手で動いていただけ。

今思えば、あのとき私も早く気づいてもっと早く動いていれば。
なんて思うことがここまでの日々で何度もありました。

新しいことを知ること、理解に努めること、
自分のベストなはたらき方を追い求めること、
すべて残りの人生でも大事にしてこそ自分の人生は開拓されていく。

2021年さらにどんなことが世の中の当たり前になるかわかりませんが、
常に人生を面白がって豊かにしていこうと思いました。

#はたらくってなんだろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?