愛って何なん。

「愛されることより 愛することに愛は存在する。」

アリストテレスはそう言ったらしい。

「愛されるよりも 愛したい 本気で」

KinkiKidsはそう歌ったらしい。

「愛の技術を習得するには練習と努力が必要である。」

エーリッヒ・フロムはそう説いたらしい。

「ほかの人を愛するには、まず自分自身を愛さなければならない。」

とも言ったらしい。

…いや、そもそも「愛」って何なん。

優しくすること？思いやること？
与えること？受け入れること？
認めること？信じること？

きっとどれも正解だろう。

フロムが言うように、
これらができるようになるには、努力と練習が必要らしい。
そもそも、「愛する」こと自体、技術だって言っている。

じゃあ、どうやってその技術を習得したらいいんだよ。

こんなにも自分に自信が無くて、
自分が大嫌いで、いつもいつも死にたくて、
毎日生きるための小さな理由を、一生懸命考えているこの私が。

愛する技術を身に付ける頃には、しわしわのおばあちゃんになっていそうだ。

まずは自分自身を愛することが大事だって言うけれど、
どうやってこんな自分を認めてあげたらいいんだろう。

どれだけ他人から褒められても、愛されていると感じても、
自分自身を愛することができていないのなら、
他人を愛することなんてできないんだ。

自分を愛するということ。

それは、自分を好きになること。

自分が好きな自分を、まずは見つけてあげなくちゃ。

分かっている。分かっているんだけど、
…愛されたいよ。
自分を、誰かを、愛することができるようになりたい。
けど、それと同じくらい、もしくはそれ以上に、愛されたいよ。

これらの欲望は、何故にこんなにも満たされないんだろう。
どうして消えないんだろう。
消えろよ。

いや、もしかしたら、満たされているのに、満たされてないと勘違いしているのかもしれない。
私がただ、欲張りなのかもしれない。

愚か者だ。

この欲望に貪欲になればなるほど、
人間として堕落していく。と、そんな気がしてならない。

けれど、堕落なんかしたくない。
矛盾が葛藤となる。

…で、結局愛って何なん。

日曜の夜のぼやきでした。

こうやって思いのままに文章書いてる自分は好きかも。
それに気づけて良かった。

おやすみなさい。