強豪校の部活動はブラック企業よりタチが悪い。
大人の賢さと脆さ
学生時代に強豪校での部活動を経験した事がない人は大学を出て22歳やそこらになって初めて、そういう理不尽や激しい競争の世界にぶち込まれるわけでしょ?
そりゃ病むよ。
理不尽や激しい競争に敗れる事への耐性があまりにもなさ過ぎるから。
22歳という年齢はそれらを経験するには、学生と比べると心が出来上がり過ぎているから、理不尽や激しい競争との相性が悪いと俺は思う。
しかし部活動なら有難い事に親の保護下でそれらを18歳。早ければ12歳の内に経験できる。
これは学生時代にスポーツに真剣に打ち込む事の良さでもあり悪さでもある。
潰れる可能性もあるし一概に良いとは言えないけど、好きな事に打ち込む事でそれらを経験できるという点において、どちらかというとメリットの方が大きいと俺は思う。
仕事は必ずしも好きな事とは限らないから。
なんで好きでもない事のために俺がこんな仕打ちを受けないといけないんだ。
賢い大人はそう思わずにはいられない。
強豪校はブラック企業
強豪校の部活道ってのは実際、ブラック企業みたいなもんで、給料が発生しないぶんブラック企業よりだいぶタチが悪い。
レギュラーになる事。
子供は統括される側の人間に望みを分かられている分、心を掌握されやすい立場にある。
そこでみっちり3年間、顧問/先輩/激しい競争の中で叩き上げられたら、打たれ強さが周りに比べると桁違いに高くなる。
正直怖いものはないよまじで。
あの時に比べればってなる。
大人になると賢くもなる分、理不尽や激しい競争との相性が悪くなる。
その賢さを使って逃げ道を沢山確保できてしまうから。
でも子供ってそうじゃない。
やるしかない。
そこで頑張るために入学したのに、そこから逃げたらまじで何もないと思ってしまうから。
俺には分からない。
みんなが必死こいて勉強している中、プロになれるわけでもないのに自分の好きなスポーツに打ち込む事が人生の上積みになるのかは分からない。
コスパやタイパは最悪だと思う。
でもその経験がなかったら今の自分は無かったと思うと、やっぱり意味はあったのだと思う。
勉強でも部活でもなんでもいいから、やるなら真剣にやった方がいい。
必死に努力したにも関わらず激しい競争に敗れるという経験は「努力のセンス」育む。
それは必ず後の人生で役に立つと思う。
おわりに
俺には必死に努力したにも関わらず全然余裕で報われなかった経験がある。
俺が進学した高校や大学はどちらも全国大会に出る様な強豪校だったんだけど、そこでの部活動は俺の実力では努力の割に望んだ結果を得られない事の方が多かったから。
でも人生は死ぬまで続くし、高校の3年間/大学の4年間の様に結果を出すまでの期限ってのが明確には決まってないから、自分が諦めない限りずっと努力できるしずっと目指せるんだよね。
こんな有難い事はないよ。
だから俺はやるんだよ。
生きてる限り努力し放題なんだよ。
最高過ぎるだろこんなに楽しい人生はない。
これからも俺はやる。やり続ける。
みんな一緒に頑張ろう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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