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小津安二郎監督の視覚の四角愛❤

12月5日に「リアル東京物語」をブログに書いたばかりなのに
今日のBSプレミアムは、本物の「東京物語」とあって
また見入ってしまいました
またそのすぐ後に美の壺は「小津安二郎」が続くという
小津安二郎生誕120年
没後60年の小津安二郎デー😍
小津映画の特徴といえば
ローアングルの構図に
俳優がカメラ目線で抑揚の無いセリフが挙げられますが
私が以前から気になっているのは
異常なほどの四角愛😅

障子と格子戸と石垣の四角の重なり


こちらも襖に障子にガラス戸の重なり


熱海の旅館のシーンでは浴衣が格子模様


そして廊下の奥を見つめるように5秒静止するカメラも特徴ですが
ここにもチェック柄の浴衣が手すりに掛けてあります


そして妻に先立たれた笠智衆が「一人になると一日が長くなるな」というセリフを言うシーンも
障子、ガラス戸の四角の重なりに、ご丁寧にも梯子が下げてあります

この四角、格子に対する偏愛も小津監督の特徴だと思いますが
これが何を表しているのか、どこから来ているのか
誰か解明してくれませんか😅
来週の小津映画は「お早よう」ですが
ぜひこちらの度を超えた四角愛も御覧ください😍



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