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お客さんは、広島からという紳士
「お仕事は?」と訊くと
「家具屋をやっていましたが辞めました」とのこと😨
「先日も家具屋さんが来られましたが、同じことを言われましたわ」
と言うと
「でしょう、皆ニトリにやられてね、商工会館のビルに家具組合が入っていたけど、今はニトリが入ってますわ」とのことでビックリ😨
「家具屋さんはニトリにやられ、衣料店はユニクロにやられ
薬局はドラッグストアにやられ、理容店は1000円カットにやられ
商店街はイオンにやられ、街が失くなってしまいましたね」と言うと😨

ジャケットの鏡とこの家具は特注で職人さんに作ってもらった物です

「高齢化すると運転免許を返上しなければならないし、歩いて行ける商店街が無いとねえ」という話に😅
「昔、民主党が政権を獲ろうという時に、岡田幹事長が
「この寂れた商店街を見て下さい、民主党政権になったらきっと良くします」と演説したら
聴衆が「お前の親と兄貴がやったんだろうが!!」と叫んで
拍手が起きたいうことがありましたが、あの頃から商店街が無くなりましたね」
「まあ100円ショップのダイソーが、大リーグ球場に看板を出す時代だからね」
と会話が弾みましたが😅

こちらはアメリカのアンティークのチェストです

商店街も理容店も、地域住民の交流の場として
家具も職人の魂がこもったモノとして
時間と歴史を積み重ねて行くという時代は、もう来ないのでしょうか😨


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