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写真家・土門拳と、国宝・三徳山投入堂❤

朝いつものように河原風呂に入ると
立派なカメラを持った熟年の男性が入って来た
「どちらからですか?」と訊くと
「山形からです、ねんりんピックに合わせて写真展もあるのです」とのこと
「へえ、ねんりんピックに写真部門があるとは知りませんでした」と言うと
「健康麻雀もあるそうですよ」と言われたので
「へえ、文化的な種目もあるんですか」とビックリ😅
「ええ、私の写真は3位になったそうで、これから見に行くのです」
とのこと
「じゃ、山形はリアリズムの土門拳で知られてますが、鳥取県はモダニズムの植田正治ですね」という話に😅
「土門拳さんは三徳山の投入堂を撮りに来られましたが、脳出血の後遺症で
右半身不随になり弟子や地元の人達10人の力を借りて
急峻な崖をザイルをつけて上がり、シャッターを一度も押さずに
下山することもあり、同行者達は高名な写真家の目の厳しさに圧倒されたと
伝わっています」と説明しました😍

役行者が法力で投げ入れたと伝わるお堂で、ジャケットは竹内ロウさんの水彩画です😍

土門拳さんは「日本一美しい建物は?」と訊かれたら
「三徳山投入堂と答えるのに躊躇しないだろう」と答えましたが

イラストは私の弟の作です

「艱難辛苦を思うと二度と行きたいとは思わない」
と記しています😅
因みにドナルド・キーン氏も、三徳山投入堂を「日本一美しい」と称えました😍
今は、植田正治の弟子だった池本喜巳さんが三徳山に何度も登り
投入堂の四季を撮っています😍

明後日は「ねんりんピック」の写真部門を観に行こうかな😍

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