よしの七夕フェスティバル 2021

8月が終わろうとしています。この夏はほんとうに、長い雨がつづいたね。

「よしの七夕フェスティバル 2021」から2週間が過ぎました。出演者、関係者、参加してくださった方々へご連絡しましたが、体調を崩されている方はいないようなので、よかった。感染防止対策へのご理解とご協力、本当にありがとうございました。

直接ご連絡できていない方も、みんな、ちゃんと元気でしょうか。

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自問自答を何回も何回もくりかえして、出したこたえが今年の開催でした。

正直あと1週間、いやあと1日、開催日が後ろだったら、中止にせざるを得なかったかもなって。14日以降も不安はますます大きくなる一方で、これからのこと、考えてばかりいます。

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こんな状況の中、イベントをやるべきなのか、出演者、関係者、お客さん、会場くにすの杜、地元の方々、日々関わっている、生活を、文化を、必死に守ろうとしている人たち、いろんな人の立場を繰り返し想像した。

闇雲に、開催に意地になっていたわけではなく、なにがいいのか、ずーっと考えてた。何度も何度も考えて考えて、最後いきついたのは、わたしは、わたしがしたいことをする、そこがなにより、ぶれてはいけない部分だと思った。それこそ、あした、死んでもいいとおもえるぐらいに。

そのくらいの強いきもちがないと、やったらだめだとおもいました。

なにをしても、なにを言っても、批判を受ける、責任がのしかかる、イベントを開催するって本当に重たいことやなって身をもって感じました。

それでもやろうと決めたことは、わたしにとってはとても大きくて、去年より一昨年より、2018年より、その重さを受けとめることを、しっかり選んでやれたような、そんな感じだった。

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今回、開催前に「わたしのきもち」をことばにするのは、極力やめようと思ってました。がんばってるから行ってあげたい、とか、頼まれたから行かなきゃ、とか、そこまでじゃなくても、わたしが、わたしのために動いてくれているって思ってしまうというか笑、そういうものを避けなきゃ、まわりを気遣える余裕が全然なくて、それ以上に重たいものが山積みだった。

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それでも伝わる人には伝わっていて笑、わかりきってることやけど、今年も本当に、ひとりじゃなにもできなかった。

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いろんな制限や苦悩のなかで、やっとの思いでたどりついた旧暦七夕、再会の日。前日からその日の朝方まで降り続いた大雨が、やんだ。

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みんな続々と集まってきてくれて、目に見えるように、どんどん力がみなぎってくる、雨あがりのくにすの杜。

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お誘いしたひとは、ほぼ直感で

出演することで、ある程度批判が起こることも考えられる中、PCR検査をお願いしたり、ルールやガイドラインを念押したり、大変な連絡ばかりしてしまったにも関わらず、わたしの気持ちに寄り添い、すべてを受け入れて、その空間を享受して、その日を一緒に作ろうとしてくれる、そんなしなやかなつよさを持った人たちばかりだった。

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【西山小雨】前日準備からかけつけてくれて、今年もいっしょに七夕フェスを作ってくれた。出会ってまだ3年とは思えない程わたしのいろんな面を知ってくれていて、いつもものすごい想像力と気遣いで、全力で寄り添ってくれます。出会ってくれて、だいじな日にそばにいてくれて、歌ってくれて、本当にありがとう。ステージで、ぼっろぼろに泣かされた。笑

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【the caves × SHU】ぜんぶ包み込んで、大丈夫だよって言ってくれるような、ここは安心できる場所なんだよって教えてくれるような、思いっきり背伸びして、深呼吸したくなるような音楽。よしのの空気の中で聴けるのが本当に楽しみだった。だれよりも今日を楽しもうとしてくれる、ふたりの少年みたいな無邪気さがとってもすきだし、救われました。

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【青空ヨガSatya】今年もSatyaさんが映像を届けてくれたおかげで、みんなでヨガできました。ゆっくり深呼吸する時間を意図的にとること。ヨガの時間は、七夕フェスを彩る欠かせない要素のひとつになっているなって感じます。現地に行かないという選択も、そこに至るまでたくさん考えてくれたことも、配信でずっと見守っていてくれたことも、とても嬉しかった。

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【LIKALIFE】いまこの瞬間が、最高にたのしくて、幸せで、そういうハッピーシャワーを全身で浴びているようで、それでいて、誰のことも放っていかないよって微笑みかけてくれるようなやさしさに溢れていて、いつ出会っても変わらずにあったかい、おふたりの人柄もぜんぶ、だいすきです。子どもたちがヨーヨー振り回してはしゃいでるあの空間、きらっきらすぎた。

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【かしもとゆか with 中山拓人、maico、古田愛弓】

まだ2週間前のことやのに、思い出してもあんまり現実味がないほど、あの日みたものはぜんぶ ちょっと 桃源郷めいていて、

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あったかくて、やさしいきもちが充満してて、それぞれが自由にすきなことを楽しんで、笑っていて、

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おとなもこどももみんな短冊をかいて、お願いごとをして、

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こういうイベントになってほしいなってイメージしていたものを、目の当たりにする瞬間がたくさんあって、

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もう、さいごはどこをみても涙でそうで、あんなにずっと胸いっぱいで深く呼吸できなくて、うまく歌えないステージ、久しぶりの感覚でした。笑

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どんなにたいせつなひとでも、ずっと一緒にはいられないし、こどもはすぐ成長するし、なにもかも変わっていくし、いつなにが起こるかなんてわからんから、それを本当つよく想った今年だったから、あらためて、今この瞬間がたいせつなんだって、痛いくらいに。

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うたうほどに、込み上げてくる

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これまでがあるからいまがあるという実感とか、積み重ねてきたものの重みとか、短冊に込められた願いとか、夏の終わりのせつなさとか、もう、全部ほんとうに尊くて、きらっきらしてた。 

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90%の雨予報をくつがえし、雨あがりの澄んだ空気のなかで、

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さいごにお焚き上げ。

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みんなの願いごとを包み込むような、よしのの空と大自然のなか、やっとゆっくり深呼吸して、

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開催に向けてヒリヒリし続けていた心臓が、やっと生きた心地を取り戻して、

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なにがあっても、やっぱり未来を、ゆめみる明日につながっていく今を、つづけたいんだとわかりました。

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そしてわたしらしく、やっぱり、すてきな過去も連れていく。

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この場所で開催する初めてのイベントだったうえに、こんな状況下の中、最後まで力を貸してくださった会場、くにすの杜、

出演してくれた、the caves × SHU、LIKALIFE、西山小雨、拓ちゃん、愛弓ちゃん、maicoちゃん、映像出演してくれたヨガSatya先生、

協賛してくれたFootRock&BEERS、機材を貸してくれたtora、アイスコーヒーの協賛ダンケ、出店協力パン屋麦道、七夕ブレンドのドリップパックはNORR coffee roasters、2021オリジナル手ぬぐいは神野織物、

配信音響担当KENGさん、写真と映像は株式会社Eye cube、ステージスタッフとしてたくさん動いてくれたみっちー、スタッフにかけつけてくれた窪穂乃香ちゃん、IKURIちゃん、そしてわたしの家族、

かけつけてくれたお客さま、小学校、中学校、高校、大学時代の旧友、先輩たち、かわいい子どもたち、配信の向こうで見守ってくれたみなさま、

関わってくれた方、心を寄せてくれたみんなみんなに、本当にありがとう。

開催してよかった。みんながいてくれてよかった。

2021年のよしのの夏、ほんとうにきれいだった。こんなにもたいせつな日をもらったわたしは、めちゃくちゃしあわせものです。

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やっとひと段落したけど、まだまだいくら寝ても眠れるくらい空気が抜けていて、気づいたらすぐに過ぎ去っていってしまう日々だけど、余韻に浸りたい気持ちもだいじにして、もう少しゆっくり過ごします。笑

祈るように。





























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