1st Album 「うたかたの日々」 release one-man show in JANUS
クリスマスが終わって、一気に年末感。振り返ったりしようとして色々見返してみたけど、2021年は、じぶんの気持ちの記録が少なかったようで、ちょっと腰据えて思い出さないとなかなか、、1年前がもう大昔みたいです。。
こころが揺れる瞬間があまりにも多い日々のなかで、まいにち、その時々を過ごすことにわりとずっと必死なので、だから、ゆっくり思い出したい時のための糸口として、日記や写真や歌が、昔からとてもとても大切。
だからちょっと、10日経っても全然まだ整理ついていないですが、主にじぶんのために。そして公開しきれていない素敵なお写真たち(撮影:スミレちゃん)を盛りだくさんに、このnoteに残しておこうと思います。
2021年12月16日。心斎橋JANUSにて、かしもとゆか初めてとなるフルアルバムのリリース公演を開催しました。
幕が開いて、会場いっぱいに集まってくださった方々が飛び込んできた瞬間に、もう胸がいっぱいすぎて、1曲目と2曲目はMCなしって言ってたのにしゃべっちゃうし、嬉しすぎていろんな段取り一瞬ですっとんでいきました。笑
アルバムの曲順も相当に悩んだんやけど、このワンマンのセトリも、曲順も、編成も、考えすぎてしんどくなるくらい、ギリギリまで悩み続けた。。
少しの緊張感とともに一気に駆け抜けた、フルの7人編成での「空白の春」「はんぶんずつ」「in the summer」「はじまりのうた」
「Gotland」は、今年に入ってからとはいえ、春から何度も一緒に、いろんなステージを経て、時間をかけてグルーヴを育んできた5人で。
唯一ひとりで、ウクレレ弾き語り「であうたびに、恋をして」
カホン:拓ちゃんと、ウッドベース:健ちゃんと、1日中琵琶湖イベントでまったり過ごした日を思い出す3人編成で「ノスタルジーの空」
ギター:河村さん、鍵盤:ゆうすけさんと、さっきとは違う3人編成で、アルバム音源でもアコースティックにこだわった「桜ブルボン」
コーラス:のんちゃんにも入ってもらって、部屋でゆるーくセッションしてるような雰囲気で、わいわい楽しく「A703号室」
ハンドマイクで、ピアノ:河村さんとふたりで「日々の先」このタイミングでアルバムのお話をたくさんして、たくさん突っ込まれました。笑
わたし一旦さがり、みんなにステージを預けた1曲「Midnight Feast」かっこよすぎてぜひ聴いてほしかった、おもちぶくろ(仮)のオリジナル曲。
ステージにもどって、7人全員あらためてメンバー紹介、いつもの拓ちゃんのカホンから、どんどん重なっていく音が気持ち良すぎて「1、2、3、4」のカウントからもう楽しさが絶頂だった「こころの小径」
今回のアルバムで、ちょっぴりシティポップ風のアレンジをきいた瞬間ときめいて、いちばん最初に歌入れをした「夜のドライブの続き」
6年前からずっと大事で、6年経っても変わらず、とてもとてもわたしらしい曲、ウクレレ弾き語りとして活動するきっかけになった「うたかた」
そして本編の最後は、どうしても今のじぶんの気持ちをCDに入れたくて、ギリッギリでしぼりだした新曲「うたかたの日々」
「かしもとゆかの第一章完結と、第二章の幕開けみたいな曲だね」って言ってもらった。
もともとあたためていたサビは、少し切ないクリスマスソングだったけど、この日に向かっていくなかで、クリスマスのキラッキラ感はそのままに、秋から冬にかけて巡っていく、きれいで儚くて美しい日々の空気感と、踊り出したくなるような多幸感が詰まった、お気に入りの新曲になりました。
冬の澄みきった空気を吸いこんで、まっすぐに、伝えたいことは、伝えたいと思ったそのときにきちんと言葉にしたいなって、そう強く思ったことも、この曲も、わたし自身、あ、なるほど、第一章完結したんだなって、みょうにスッキリしています。笑
アンコールは、みんなでTシャツに着替えて、もう一度全員で「であうたびに、恋をして」今回のアルバムには入っていないけど、わたしの活動を語るなかでは欠かすことのできない大切な曲。
まいちゃんのバイオリンと、健ちゃんのウッドベースが加わって、思い描いていた理想の編成ではじめてやったときのアンサンブルが、本当に素敵でドキドキしたの覚えてて、絶対全員でもやりたくて、2回やった。笑
本編中に、ひとりでウクレレ弾き語りをする案をくれたのは拓ちゃんで、この日を作るためのあらゆること、相談にのってもらいました。「そろそろユニットになったら?」っていう声もいただきました。笑
そして、最後の最後の締め曲。そろそろ卒業したいなと思って何度もセトリから外しながらも結局舞い戻ってきた、笑「Ska vi fika?」
お客様から「最後やってくれて嬉しかった〜」とお声をもらって、嬉しかったな。わたしの6年は、確実にこの曲と歩んできたんだと思えました。
アンコールは特に記憶がないけど笑、どんな時でもどんな気持ちでも、嬉しくても悲しくても、しっかりその時の気持ちを乗せて歌える安心感がある。春も夏も秋も冬も、片手にコーヒー、これからもやっぱり、そうなのか。
ほんっとうに、夢のような時間でした。
もう翌日には「あれ?夢やったんかな?」って、記憶が一瞬にしてすんごい遠くに行ってしまって、不思議な感じになってた。
嘘じゃなかったよねって確かめるように、みんなの感想の言葉をくりかえし読んで、嬉しすぎて、ちょっと泣いたりしたよ。笑
演者の仲間も先輩もたくさんかけつけてくれて、CDとか買ってくれたりもしてて、もう、本当に嬉しかったです。
ツイートは消えて行っちゃうから、また時間見つけて、みんなからもらった気持ちもしっかりどこかにまとめておいておきたいなと思います。
最強の物販スタッフは、武元さおりちゃん、古寺ゆうこちゃん、あすりーな(from SUNDAY FIKA)正式発表する前にZOOMで伝えた時、3人ともすぐ手帳に書き込んで予定してくれたの、ほんまにすっごく嬉しくて心強くて、しっかり甘えました。。大好き
きてくれるだけで嬉しいのに、たくさんのプレゼントとお花たち、本当に本当にありがとうございました、、幸せです、、!
寿命が短い順にまいにち少しずつ減っていく、いただいたたくさんのお花の水を入れ替えながら、目がまわりそうなほどTO DOに追われていたそれまでの時間がうそだったかのように、存分にゆっくり余韻のなかにいたら、もう今年も残り5日になってました。
日々がどんどん過ぎ去っていってしまうことも、どんなに大事な人でもずっとずっとそばにはいられないことも、ちゃんと受け入れていく。
このまま消えてなくなってもいいと思えるようなきらきらの日々を、今のこの瞬間瞬間を、しっかり刻んで、抱きしめていく。
わたしひとりじゃ、どうしたって輝かないから、いつだってたくさんの愛をくれるみんなのおかげで、みんなありきです。もっともっと幸せパワーまきちらして、もらった愛、200%でお返ししていくから、だからおねがい、かしもとゆか第二章も、そばにいててね!!! 完!!!