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『鬼滅の刃』煉獄さんに学ぶリーダーに求められる資質とは


こんにちは、バラ丸です!

今回は先日観に行った『鬼滅の刃 無限列車編』で思ったことを書きたいと思います。(いまさら感満載ですが笑)
※ネタバレが多少含まれます

鬼滅の刃は漫画も放映されたアニメも爆発的人気になり、この劇場版を観た方も多いと思います。

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そして、まずこの無限列車編を語るのに切っても切り離せない男、それが『煉󠄁獄杏寿郎』ですよね。

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まさに正義感の塊のようなキャラクターで、主人公の炭治郎や善逸、伊之助たちに大きな影響を与えました。

この劇場版が公開されてから、その人気は凄まじく、世の中に多くの「煉獄さんファン」を生み出しました。

なぜ煉獄さんがそこまで愛され、人気のキャラクターになったのか。
自分はみんなが思う「理想のリーダー像」に煉獄さんが非常にマッチしているからだと思うのです。
その理由を説明していきたいと思います。


■煉獄さんのペルソナ分析

まずは煉獄さんはどんな人なのか。
この考察から始めたいと思います。


▼人柄
正義感があり、それでいて優しい。
鬼殺隊に入って間もない炭治郎達にも「稽古をつけてやる!」というように、若い芽を潰すのではなく、逆に自分が出来ることで伸ばしてあげようという気持ちがすごく伝わってきます。

また鬼になってしまった禰󠄀豆子のことについても、ラストシーンで「お前の妹を俺は信じる」と伝えたのも炭治郎の煉獄さんへの求心力を高めたセリフだと思います。


▼マネジメント能力
優しいだけではなく、頭も切れる煉獄さん。
象徴的なシーンは列車内で魘夢(下弦の鬼)と戦うシーン。
魘夢と列車自体が融合して、全車両に魘夢の触手が伸びて乗客が危ないシーンで煉獄さんは「自分と善逸で列車内の乗客は守るから、炭治郎と伊之助は本体の魘夢を追え」という指示をその時の状況を瞬時に判断し、下していました。
状況判断と対応力というマネジメント能力も非常に高いと感じた部分です。


▼頼りになる
上記のマネジメント能力も頼りになる点ですが、さらに煉獄さんには最も頼りになるものがあります。それは「強さ」。

鬼殺隊の柱というだけあって、その強さは尋常ないものを持っています。
上弦の鬼「猗窩座」との戦いでも、そのレベルの高さに伊之助は手助けに入ることすら出来ませんでした。

やはり上に立つもの、常に下から「頼りになる」と思われる強さを持っていなければダメだということですね。


▼コミット力
猗窩座との死闘で残念ながら力尽きた煉獄さんですが、結果炭治郎、善逸、伊之助だけでなく、200名近くいた列車に乗車していた乗客全員を1人も死なせずに乗り切ってみせたという事実。

これめちゃくちゃすごいことですよね。
本来の目的を何としてでもやり遂げるという意気込みはものすごいものを感じました。


▼ブレない意思の強さ
私が煉獄さんのセリフで一番好きな言葉
「俺は俺の責務を全うする」

「ここにいる誰も死なせない」という煉獄さんの強い意思がひしひしと伝わってきたシーンです。
猗窩座の誘惑にもろともせず、「自分がやるべきこと」に集中することの大切さを改めて思い直させてくれるとても良い言葉だと思います。


さて、ここまで煉獄さんの分析をしてきましたが、ここで何かに気付きませんか?
そうです、これって世間的に言われている「理想のリーダー像」なんじゃないかなと。

そんな訳でここからは仕事で「こんな人が理想」と言われるリーダー像に当てはめて考えてみます。


■理想のリーダー像に当てはめる

▼人柄

正義感があり、それでいて優しい。

仕事においてもとても大切な部分です。
嘘を付いたり、上司のご機嫌ばかり伺っているリーダーにはついていきたくないですよね。
また、新人にも積極的に「分からないことは教える」スタンスを取ってくれることも大事だと思います。

あとは「部下のことを信じる」気持ちも大切です。これがないと部下からの求心力は高まりません。


▼マネジメント能力

優しいだけではなく、頭も切れる

仕事において時にトラブルは起きるもの。
その状況に応じて即時にやるべきアクションと対応する方法を提示してくれるリーダーは有り難いです。

状況判断力と対応力を兼ね備えたマネジメント能力は言うまでもなく、リーダーの資質に必要な重要な点であると言えます。


▼頼りになる

頼りになる「強さ」

何時も最前線に立ってリードしてくれるのがリーダーという存在。
トラブルがあっても動じない強さを求められます。

この「強さ」を見て、部下からも「この人についていきたい」と思われる存在になるのだと思います。


▼コミット力

本来の目的を何としてでもやり遂げる

決めたビジョンや目標に向けてチームを動かす時に、リーダーにはこのコミット力が求められます。

リーダーが立てた目標に対して必ずコミットすると言う強い意思がないと、きっとそのチームは目標未達で終わるチームになってしまいます。


▼ブレない意思の強さ

「俺は俺の責務を全うする」

周りに流されず、なんと言われようが本来の目的のために「自分がやるべきこと」に集中する。

これ当たり前に聞こえて、出来ていない人が意外と多いと思います。
自分も流されやすい部分があるので、この言葉を聞いて「ハッ」と思いました。

特に最前線に立つリーダーは自分がお手本となって示していく必要があるので、このマインドは本当に大事だと思います。


■まとめ

いかがでしたでしょうか。
鬼滅の刃をそんな目線でなかなか観たことはないかもしれませんが、自分は今の職場の立場と照らし合わせてみた時に「煉獄さん」の人柄や行動に「リーダーってこうあるべきだよな」と感銘を受けたので、分かりやすく分析してみました。

今既にリーダーとして従事しているあなたも、これからリーダーを目指すあなたも、ぜひ部下から「好かれる」「頼りにされる」リーダーを目指しましょう!

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