高田郁著「あきない世傳金と銀12 出帆篇」
高田郁さんの時代劇小説シリーズは欠かさず読んでいます。本作も早12巻が出ました。予約していた順番が回ってきたので早速読みました。
1.読んだ本の紹介
9歳で大阪呉服商五鈴屋に奉公に上がった幸も40歳。江戸浅草田原店で店を開いて10年経ちますが、藍染浴衣地で江戸中にその名を知られるも再び呉服を扱えるようにと、いう願いが本作で徐々に道筋が見えてきます。
2.この本を読んだ理由高田さんの作品の中で描かれる女性たちが特に魅力があります。主人公の幸はもとより、彼女を精神面で助ける