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人を信じるのは〇〇

松嶋夏希です。

昨年からハマったこと…
それは読書です!

今さらなんですけどね(^^;)
ただ、本の素晴らしさに気づきハマりすぎて
一日3冊読んでいる日もありました。

「もっと早く知りたかった〜!」
小さい頃から読書が苦手だったんです。

私の周りにも読書が好きって人は非常に少ないですが、
今はみんなに進めています^_^

最近、ある本を読んで非常に考えさせられ奥深い内容だったので
その一部分の要約をシェアさせていただきますね。

「振り込め詐欺に、おばあさんが騙されかけた時、
たまたま、その場にいた孫が電話で確認をし詐欺を未然に防いだ」

というお話
そのニュースを見た世の中の人たちから、小学4年生の孫に対し賞賛の声
「素晴らしい」「頭がいい」「教育がいい」
そしておばあさんを笑う声が寄せられた

確かに、その子は詐欺を未然に防ぎ、そのおばあさんを救いました。
ですが、小学4年生の子が人を疑ってかからなければいけない
「人を信じなさい」と教えることができない世の中になっている。
こんな、恐ろしい世の中にしてしまったのは、私たち大人の責任なのです。

「おばあさんは、騙されたのではない、信じたのだ」
息子を心配するあまり「私が助けなければ」という
尊い気持ちで信じただけなのです。

『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう?』石井裕之

私は、これを読んだとき「まさにその通り」だと、
なんとも言えない、切ない気持ちになりました。

私は、昨年あるコミュニティに所属している仲間だと思っていた人に
お金を騙し取られてしまいました。

信用していた分、本当に悲しかったし、他の被害者を出してはいけない。
と思い、そのコミュニティの長に「他の被害者を出さないために協力して欲しい」
と伝えました。
返ってきたのは「確認しないのが悪いね」「騙されても仕方ない」

確かにその通りだと思います。
ただ、仲間を騙した相手ではなく、私が悪いと言われることに
激しい違和感を感じました。

私は、同情してほしいとは1ミリも思っていません。
これまでも、騙されたり裏切られたりして
人を信用できなくなった時期もあります。

それでも、また人を信用したいと思ってしまった。
そんなにダメなことだったのでしょうか?

先日、この本の著者である石井裕之さんのセミナーに参加し質問コーナーで
「他に被害者を出さないために戦いたい」
「これは邪悪な感情ですか?」と聞きました。
石井さんは
「それは、いいことですよ!被害者を出したくないと、自分が正義と思って
戦うことは悪いことではない」
「そうすることにより、違う解決策が見つかるかもしれない」
そう言っていただきました。

私は涙が出ました。
自分が騙された悔しさなのか、本当に人のためと思って動いているのか
分からなくなることもありました。

誰が味方で、誰が敵なのか、などと、馬鹿げたことを考えてしまう
自分が嫌になる日もありました。

でも、自分が正義だと思っていたことは間違いじゃなかった。
この本に、そして石井裕之さんの言葉に私の心は救われました。

だから読書が好きなのです。本を読めば、
普段は、絶対にお会いできないような凄い方々の考え方がわかる。
運が良ければ、セミナーで直接お話を聞くことだってできる。
それによって、人生が180度変わることだってあり得るのです。

読書がいかに素晴らしいものか、もっと多くの方に広めていきたいです!





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