cakesを読み始めた理由を聞いてみた、と、僕が先日noteを買った理由

「cakes読んでます」って仰ってくれるお客様、時々、来店してくれるんですね。

お気づきかどうか、「cakesの読者に会える人」って、「僕だけ」なんです。

cakesのライターってすごくたくさんいるし、cakesで働いている人ってすごくたくさんいるのですが、みんな、僕が毎日言われているような感じで、「cakes読んでます」って風にはめったに言われないと思うんです。

それでまあ、「責任感」と言いますか、お店で「cakes読んでます」って方に対して、「cakesを読み始めたきっかけって何ですか?」っていう質問を毎回しているんですね。

すると大体この3パターンに分かれます。

①出版社とかIT系の会社に勤めていて、「有料のネットのコンテンツのプラットフォームのcakesの将来性ってどうなんだろう?」ってチェックをするために読み始めた。

こういう方、初期にはすごく耳にしました。会社によっては、会社で入会して、「みんなチェックしておくように」って言われたから読んでみたって話も聞きました。

②SNSで誰かがシェアしているのが回ってきたんです。それで「cakesっていうのがあるんだ」って知って、それからたまにチェックするようになったんです、というパターン。

これが、かつては一番よく耳にしたパターンです。まあそれが多そうですよね。たぶんこれが一般的なパターンでしょう。

③○○の連載が読みたくて、有料会員になったんです。それでせっかく有料会員になったんだから他のも読もうと思って見てたら林さんの記事を読むようになったんです、というパターン。

実は最近このパターンがすごく多いんです。この「○○の連載」の箇所に入るのは牧村朝子さんとか下田美咲さんとかだったりします。

どちらも、性や恋愛のことで、この人だけの体験がベースになっている記事だから、そしてここでしか読めないから、「有料会員」になるのかな、って思いました。

それで思うのは。特に性や恋愛に関しては「一般論」よりも、「自分はこんな体験をして、こんな風に考えている」という情報の方が、みんな「お金を払ってでも読みたい」って感じるようなんです。

 ※

それを自分でも感じたことがありまして。

小川たまかさんが、こんな記事を書いていたんです。

これ、途中で終わって、後は「有料」なんですね。

僕、今、一番興味があるのが「男女の非対称性」なんです。

例えば、満員電車で隣になるのは、どういう人が好ましくて、どういう人が好ましくないか、という調査があるんですね。

これ、老若男女問わず、みんな、満員電車で隣になるので好ましいのは「若い女性」で、満員電車で隣になるのでイヤなのは「中年以上の男性」なんです。

みんな、知らない人で身体がくっつくくらい近くになるので、好ましいのは「若い女性」で、うわーイヤだ気持ち悪いって感じるのは「老いた男性」なんです。

みんな「若い女性」がいいんです。

言われてみれば「なるほど」ですが、不思議といえば不思議ですよね。

そして、小川たまかさんは、男性の身体がそんなに好きなわけじゃなくて、女性の身体が好きらしくて、有料の部分をその辺りの感覚を詳しく知ることができるんです。

こういう体験を語っている文章は、お金を出してでも知りたいんです。

やっぱりこういう個人的な体験をベースにして、それをうまく言語化できる人の文章だとお金を払いたくなるのかな、って思いました。

 ※

僕も、書いててよく感じるのは、「上から目線の一般論」みたいなのを書くと、いまひとつPVがのびなくて、自分の体験から感じた「心の叫び」みたいなのを誠実に書いて、それがみんなの興味にはまるとPVがのびるんです。

文章を書いている方、編集している方、参考にしてみてください。

#コラム

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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「昨日、渋谷のハロウィン、すごかった」です。

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cakesを読み始めた理由を聞いてみた、と、僕が先日noteを買った理由

林伸次

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渋谷でボサノヴァとワインのバーをやってます。http://www.barbossa.com/  『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』https://goo.gl/u2Guu1 韓国人ジノンさんとのブログhttps://goo.gl/B9MH6n