誰かを殴る夢
※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。
誰かを殴る夢って見たことありますか?
男性はみんな見たことありますよね。
女性はどうなんでしょうか。やっぱり「誰かを殴る夢」なんて見ないのでしょうか。
たぶん、僕たちの心の中には、誰かを殴り倒したいという暴力衝動のようなものがあるんだと思うんです。
だって獣って縄張り争いや権力闘争や恋の争いでしょっちゅう戦ってますよね。僕らもやっぱり動物である以上、誰かを叩きのめしたい、「ごめんなさい。もう降参です。許してください」と言わせたい、あるいは殺してやりたいって気持ちがどこかに隠されていて、くすぶっているんだと思います。
そして正直な話、僕は「誰かを殴る夢」を見て、目覚めた瞬間は妙にすっきりしているんです。
残念なことに、僕は誰かを殴ると「すっきりする」という感情装置が備わっているようです。
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ポール・オースターの『闇の中の男』という小説があります。https://goo.gl/X45rBT
これ、戦争や暴力がテーマの小説なのですが、「文学ってこんなことが表現できるんだ」って圧倒されてしまいました。
僕たち人間は「想像力」という大きな力があるので、「人が殴ったら、殴られた方はどんな気持ちになるのか。そして殴られた方はいつか殴り返したくなる。そしてその連鎖が悲惨な結果を生む」ということが想像できます。
そして、その想像した物語を小説や漫画や映画にして、誰かに伝えることが、僕たち人間には可能です。
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いやあ、ほんと、物語って色んなことを伝えられますよね。
誰かを愛する喜びも伝えられるし、怒りや悲しみも伝えられます。
僕もこんな小説を死ぬまでにいつかは書いてみたいなあと思ってしまう47歳の春です。
色んな質問に答えた本が出来ました。『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』 https://goo.gl/dZ32IW 立ち読みできます!https://goo.gl/Q6mRvL
bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb
この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「昨日の美人パン」です。
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