婚活は知らない人との出会いだから疲れることと、昔の友人知人と婚活をすること

婚活をしている方、「とにかくたくさんの異性と出会いましょう」って、よく言われますよね。

出会う人数(分母)が大きくなれば、おのずと「自分だけにあうぴったりな人」がいる可能性が高くなるのは、当然ですよね。

だからとにかく「婚活アプリ」や「出会いパーティ」や「趣味サークル」といった、知り合える機会をフル活用して、とにかく多くの人と知り合うっていうのが、「婚活の鉄則」だという話、よく聞きます。

でもそれ、メンタルが強い人だけに向いている方法のようなんです。

とにかく数を会ってみても、すごく疲れるし、「ちょっと良いな」って相手が出てきても、向こうもたくさんの異性と出会っているわけで、そうそう簡単に「恋に落ちる」って難しいらしいんです。

僕も実際「一ヶ月に500人の人を接客」しておりまして、やっぱりすごく精神的に疲れるんです。もう休日とかは「絶対に知らない人に会いたくない」とか「ひとりぼっちになりたい」とかって気持ちになるんです。

おそらく昔の人間は、ほとんど毎日が「知っている人」とだけ会ってて、知らない人と出会って「はじめまして」って言って、そのまま親しくなるなんて、めったにないことだったと思うんです。

だから、本当は、僕たちは「そんなにたくさんの人と知り合って、その人を信用したり、簡単に恋に落ちたりは出来ないような初期設定」になっているんだと思います。

だから婚活って疲れるんだと思うんです。

そんな話をしていたら、先日、結婚したばかりという女性から、こんな婚活方法を教えてもらいました。

「昔の男の友人に全部さかのぼって再会してみる」というキャンペーンをやったらしいんです。

昔、どんな形でも「知り合い」になった相手って「心理的負担」がすごく少ないらしいんですね。まあわかりますよね。特に「知らない人に緊張してしまう」という人だと、「知っている人」ってすごく楽ですよね。

ちょっと想像していただけますでしょうか。これから初対面の50人と会うのと、50人の過去の知人に再会するの。やっぱり「再会」が楽だし、いろんな久しぶり話も盛り上がるし、そちらが「恋」に近そうですよね。

さて、その彼女、昔の職場の知人から始めて、学生時代と遡っていって、とにかくたくさんの「昔の知人友人男性」と再会したらしいんです。

そうこうしていたら、「男友達と思っていたある男性」が、「実は好きなんだ」と告白してきたそうなんです。

これ、よくあることなんです。

女性は「男女の間に友情はある」と信じている人が多いので、「仲が良い男友達」と思っているのですが、実は男性はそんなこと思っていなくて、おもいっきり「相手を女性」として見ていて、っていうパターンです。

そしてどうやら、女性は「友人だと思っていた男性」のことを「恋愛対象」に置き換えるのって、そんなに難しいことではないようです。

そして彼女、めでたく結婚したそうです。

「新しい出会いを求め続けるよりも、実はかつて知人や友人だった異性と再会してみる」ってすごく精神コスト的に効率が良いようですよ。

是非、お試しください。

#コラム  

色んな質問に答えた本が出来ました。『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』 https://goo.gl/dZ32IW 立ち読みできます!
https://goo.gl/Q6mRvL

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb

この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「今日のヨガの先生」です。

ここから先は

141字

¥ 100

サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。